月に一度の休み以外は朝から夕方まで講義のあるこの学園。
生徒や講師ならば講義で忙しいやら、講義に出ずとも冒険に出るなどで暇はほとんどない。
しかし、それはあくまで生徒と講師だけであり、この学園に三人ほどいる生徒と呼ぶには幼すぎる子供たちには該当しない。
かといってその子供たちも講義がある時間は自室に篭りっきりかと言えばそうではない。
子供たちも子供たちで学園内で唯一講義をしない人物、ジャスティンのところにお世話になっていたりするのだ。
故に話し相手もいるので本来は暇ではないはずなのだが、約一名……それとは異なった行動をすることがある者がいた。
「〜♪」
蓮也や綾菜と同じ薄い青色の髪、片目が綺麗な黒い瞳でもう片目に眼帯をつけた少女。
少し前にこの学園にやってきて、最近では自分の庭とでも言うかのように歩き回っている少女。
もう分かったかと思うが、名を彩音というこの少女は一言で表せば自由奔放というのが似合う性格をしていた。
行儀の良い蓮也や綾菜と違い、ジャスティンの部屋に来るとお菓子を食べるだけ食べ、散らかし放題に散らかす。
そしてそれを片付けることなく、悪いと思うこともなく、飽きたら去っていき別の場所で同じようなことをするのだ。
ちなみに、現在はもうそれをしてきて次はどこへ行こうかと考えながら歩き回っていたりする。
「……?」
傍目ご機嫌な様子で歩き回っていた彩音は、ふとロビーの掲示板前にて足を止める。
足を止めた位置からジッと見上げる掲示板には、何の変哲も無い連絡事項が書かれた紙が張られているのみ。
難しい字であるため見上げる彩音にも読めはしないのだが、それでも何が面白いのか分からないが見上げ続ける。
そして見上げ始めてから一分弱、彩音は何かを思いついたのかにぱっと笑みを浮かべ、掲示板に張られる紙に手を伸ばす。
「んっ……んっ……」
掲示板でもちょっと高い位置に張られているため、微妙に届きそうで届かない。
だが、それでも彩音は諦めることなく精一杯背伸びして手を伸ばし、張られている紙を掴もうとする。
それの努力が功を奏したのか、彩音の伸ばした手は遂に紙の中央端の部分をギュッと僅かに掴んだ。
さてさて、ここで問題が一つ出てくるのだが、画鋲で止められた紙を端を掴んだ状態から引っ張ればどうなるだろうか。
当然、正しい答えとしては引っ張っても微動だにしないか、もしくは変な形に破けてしまうかの二つに一つだろう。
だが、それは普通ならばの話……生まれが特殊故に明らかに普通とは言い難い力を持っている彩音が引っ張ると……
――ビリッ
一気に力が与えられたために、張られている紙は画鋲のついた部分だけを残して綺麗に破ける。
本来ならそんなことしてはいけないのだが、先ほども言ったとおり彩音は自由奔放……行動の良し悪しなど見ないのだ。
だとするとこの行動を止めるのは目撃した生徒や講師の誰かということになるが、今は講義中故に止める者なし。
結果、彩音の行動を妨害するものはなく、本人はようやく手に入れた一枚の紙に嬉しそうな笑みを浮かべるのだ。
そして、手に入れた紙を持ったまましゃがみこみ、紙を地面に置いて折り始めのだった。
メンアットトライアングル!2〜永久に語り継がれし戦士たち〜
第X−5話 お転婆な少女の一日
午前の講義が終わり、昼食をロビーで取ろうと思いやってきたカールたち一同。
講義が終わった後なために話の話題は講義のことが大半だが、それでも楽しげに話しながらやってきた。
だが、楽しげだったカールたちの表情はロビーに来た瞬間に激変することとなった。
「あ、あれ……彩音、よね?」
「た、たぶんそうだと思うけど……」
言葉には驚きが混じり、表情はダラダラと汗を流しそうなほどの焦り顔。
一様にそんな様子になる一同の視線の先には、掲示板の前にしゃがみこむ彩音の姿があった。
その一斉に向けられる視線に彩音が気づくことなく、手に持っている紙ヒコーキらしきものを投げて遊んでいた。
ただそれだけならば実に微笑ましい光景と思うだけなのだが、問題は紙ヒコーキに使われている紙にあった。
遠目から見ても四箇所に不自然な破れ目があり、何か見覚えのある並び方をした字が見える。
それだけで、カールたちはその紙が一体何なのかが分かり、微笑ましいその光景を一転させることになったのだ。
「ね、ねえ……あんなことしてる彩音、もしミラ先生が――」
「その先は言わないでいいよ、レイナ。 ていうか言わないでくれ……想像するのが怖いから」
彩音に対しては激しく厳しいミラが、もしこんなことをしているのを目撃したら。
それを考えてしまったカールたちは僅かに顔を青褪めさせ、首を振って考えを振り払いつつ即座に行動に出た。
「あ、彩音ちゃん? こんなところで何をしてるのかなぁ?」
「ん……遊んでるの」
「そ、そうなんだ……で、でもここだと皆の迷惑になっちゃうから、お姉ちゃんたちと食堂に行かない? ほら、もうお昼だし……彩音ちゃんもお腹空いたでしょ?」
「……うん」
「じゃ、じゃあ行こっか。 あ、紙はそっちのお姉ちゃんに渡してね?」
蓮也と綾菜と昔から付き合っているせいか、一同の中では静穂が一番彩音の扱いが上手い。
それを体現するかの如く、静穂の言ったことに彩音は素直に頷き、指示されたとおり紙を全部リゼッタに渡した。
それに静穂だけならず他の面々も内心でホッと息をつき、リゼッタとアイコンタクトを取った後に彩音を連れてその場を去った。
そして、一人その場に残ったリゼッタはこれ以上にないくらいのテキパキとした動きで紙を掲示板に張り直す。
張り直したところで微妙に破けているのが不自然に映るのだが、この際やらないよりはマシということなのだろう。
リゼッタを残して食堂へと辿り着いた彩音とカールたちは、ちょうどいた恭也に彩音を引き渡した。
これがミラも一緒となればあからさまに拒否しただろうが、相手が恭也だけということで彩音は文句なくそちらへ寄っていった。
彩音の引き取り手がいたこととミラがいなかったことの両方に安心し、カールたちは恭也たちとは少し離れた位置に腰掛ける。
そして各自食事を注文し、全員が食事を前にしたのを合図に合掌し、各自談笑をしながら食事を取り始める。
そんな中、若干離れた位置にいる恭也と彩音は……
「彩音、たまねぎが残ってるぞ?」
「いらない……美味しくないもん」
「好き嫌いしてたら大きくなれないぞ? ほら、これと一緒なら食べられるだろ?」
「む〜……」
本当の親子ばりの食事風景を繰り広げていた。
ミラと同じで恭也もこういったことは厳しく、好き嫌いはなるべく克服させようとする。
そんな恭也とミラの決定的に違うところ……それは、優しく諭すかそうでないかということだった。
これがミラの場合だと、いらないと言った時点で怒り出す……そうでなくとも、表情が絶対に引き攣るだろう。
まあ、だからこそ彩音はミラを敵視し、恭也に激しく懐くのだろうが。
「そういえば、蓮也と綾菜はどうしたんだ? 確か今朝は一緒に学園長室にいったはずだろ?」
「分かんない……彩音、一人で遊んでたから」
「一人で? ……ああ、そういうことか。 まあ、それ自体駄目だとは言わないが、あまり他の人の迷惑になることはしたら駄目だぞ?」
「……うん」
懐いている故か、静穂の場合以上に恭也の言うことには素直である。
だがまあ、恭也にはこう言っているが、実際は人様の迷惑になることを多々していたりする。
それをこの時点では恭也も知る術はなく、素直に返事した彩音を優しく撫でるのみである。
そんな二人の様子を談笑しつつ遠目から見るカールたちは、微笑ましく思いながらも同時にため息を内心でつく。
というのも、彩音の起こす騒動の大半の目撃者はこの面子の中の誰かであり、場合によってはミラからのお叱りのとばっちりを受けるのだ。
そのため、恭也がそう言っても彩音がいつもの行動を止めるわけがないのを知っているため、ため息をつかざるを得なかった。
「見た目は一緒なのに、綾菜ちゃんと彩音ちゃんはどうしてこうも違うんでしょうね」
「ほんとね。 片や大人しくて礼儀もちゃんとした子、片や自由奔放で迷惑知らずな子……似てるのってほんと見た目だけよね」
「まあ、ああいった子が学園にいるのは微笑ましいとも取れるけどね……僕たちに被害が来なければ」
「そうですね……」
正直なところ、もう少し彩音の行動に気を配って、下手なことをしないように監視してもらいたいところである。
だが、それを講師として忙しい恭也に言うのは酷なことであり、現状では彩音の行動を放置するしかない。
そして被害を受けるのは生徒たち……その中でもカールたちは非常に被害を受ける率が高い。
それはもう、今まで受けたとばっちりの数など数え切れないほどであり、考えるだけでも鬱になるほどだった。
「はぁ……なんで彩音ちゃんはあんなにお転婆なんでしょうね、ほんと」
「そうね……この前なんか、ロビーにあった椅子を全部ひっくり返したりしてたしね。 そのせいで私がどれだけ後始末に苦労したことか……」
「それならまだいいじゃないですか……僕なんか、ジャスティの部屋にちょうど用事で行ったときに彩音ちゃんが書類を破いてる場面に出くわしちゃったんですよ? そのあと彩音ちゃんはそそくさと逃げちゃうし、残された僕はジャスティにこっぴどく怒られるし……」
仕舞いには過去に受けた互いの被害を暴露し出す一同。
だが、それも言い出したらどんどん鬱になっていくためか、すぐに終わってため息をつく羽目となる。
そんな一同から僅か離れた席では……
「む、もうこんな時間か……彩音、俺はそろそろ講義の準備に行くから、この後もいい子で待ってるんだぞ?」
「ん……わかった」
食事を終えた恭也が彩音を軽く撫でた後、彼女を残して席を立っていた。
そのまま彩音を置いて食堂を後にしていく恭也に、一同はまるで待ってくれというような視線を向ける。
それもそうだろう……恭也がいたから大人しかったものの、いなくなれば何をするか分かったものではないのだ。
そして案の定、恭也が去っていった後に彩音は皿の乗ったトレイを片付けもせず、食堂から駆け出ていってしまった。
その様子にまた良からぬことでもするんだろうな、と内心で思ってため息をつきつつ、放置されたトレイを片付ける一同であった。
午後の講義が始まると、午前と同じく校内は非常に静かになる。
それは大概の者が冒険に出るか講義に出るかしているからであり、静かにならないほうが本来おかしい。
おかしいはずなのだが、今日も今日とて一人の少女―彩音が駆け回る故に非常に騒がしい。
あっちへ行ってはこっちへ行って、こっちへ行ってはあっちに行ってと……その行動はまるで落ち着きがなかった。
「にゃ?」
その動きが中庭へと到達したとき、なぜか猫語を発して彩音は立ち止まる。
そしてある一点に視線を向け、その先へと駆け足で走り寄っていった。
その視線の先にあったもの、それは……
「……木?」
鉢に植えられた木が二段棚に数個並べられている光景。
つまりは、恭也と綾菜が大事に育てている盆栽たちであった。
しかしまあ、盆栽というのはこの世界に一応あるのだが、それは東洋限定でのお話。
西洋であるこの地には盆栽などというものは本来なく、彩音だけでなく、生徒たちでも知っている者は少ない。
とまあそんなわけで、目の前にあるそれがただの木にしか見えない彩音だが、なぜか興味を持ってしまった。
それは他の場所と比べてそこのみ異質だからか、それとも盆栽の魅力に惹かれたからか。
どうなのかは分からないが、非常にそれに興味を示した彩音は盆栽をジッと見詰め、後に遊び道具を見つけたかのように目を輝かせる。
「〜〜♪」
そんな目のまま彩音は盆栽を一つ手に取り、地面へと置いてしゃがみこむ。
そして、あろうことか盆栽の根っこの部分を慎重に掴み、鉢からグイッと引っこ抜いてしまった。
こんなところを恭也が見れば、絶対にお叱りを受けるだろうが……今、この場に彼はいない。
「にゃ♪ にゃ♪」
綺麗に抜けたことに味を占めたのか、彩音は猫語を口にしながら次々と引っこ抜いていく。
抜いてはそのまま棚へと置いて、抜いてはそのまま棚へと置いて、を楽しげに繰り返していく。
結果、最終的には鉢を失い、根っこを露にした盆栽が元の棚に綺麗に並ぶ光景が出来上がった。
その光景に満足したかのように彩音は頷き、鉢を散らかしたまま中庭から去っていってしまった。
そしてその数時間後、講義の終わりを告げる鐘が鳴ると共に運悪く中庭にやってきたカールたちは……
「ね、ねえ……あれ、前からあんな感じだったかしら?」
「そう思いたいけど、違うだろうね……」
「というか、彩音ちゃん……とうとうアレに手を出しちゃいましたね」
変わり果てた盆栽たちを前に、一様に唖然としてしまった。
だが、すぐに皆は我に返り、今の状況がどれだけヤバイ状況かということを実感し始める。
というのも、恭也がよくこの盆栽を手入れしているところを見ているため、どれだけそれを大切にしているかを知っているのだ。
そのため、犯人の姿が見えない現状ではどう見てもカールたちがやったようにしか見えず、それを恭也に見られればどうなるか。
そんな考えるだけでも恐ろしいことを考え、皆は一人の例外もなく青褪めてしまい、知られる前にどうにかせねばと即行動へと移した。
しかし、どうにかするのではなく、見なかった振りをして逃げなかったのが一同の運の尽きだった。
「……お前たち、何をしてるんだ?」
「「「「「!?」」」」」
片付けようとするその後ろから聞こえた声に、皆はピタリとその手を止める。
そしてギギギッと壊れた機械のような音がしそうなほどぎこちなく、声のしたほうへとゆっくり振り向いた。
振り向いた先にいたのは盆栽の持ち主であり、戦闘術講師の恭也その人。
「こんなことをしたのは……誰だ?」
そう尋ねる表情はいつもの無表情ではあるが、皆が恐怖を感じるには十分すぎた。
しかもこの状況、恭也から見ればカールたちが犯人としか映らず、彩音がやったなど浮かびもしない。
そんな状況で真実を伝えたとて、下手をすれば罪を擦り付けたと取られて怒りを増長させることにもなりかねない。
そのためカールたちは言いたくても真実は口に出来ず、追い詰めらた故に結果として……
「「「「カール(さん、兄さん)がやりました」」」」
口を揃えて仲間であるカールを売った。
如何に仲間を大切にする一同であっても、これ以上自分にとばっちりが来るのは激しく遠慮願いたい。
故に、この中で唯一の男であるカールに責任を擦り付け、自分たちは知らないと逃げる気なのだ。
その意図を一同の発言から読み取り、カールはバッとレイナたちのほうへと顔を向ける。
だが、自分たちは関係ないとでも言うかのように一斉に顔を逸らされ、カールは無性に泣きたくなった。
「そうか……カールが、盆栽をこんな風にしたのか」
対して恭也も皆のその意図に気づく余裕はなく、発言を真に受けてカールに詰め寄る。
一歩、また一歩とゆっくり詰め寄っていき、最終的にはカールの肩に手を置けるほどに歩み寄った。
そして、恐怖のあまりに弁解も出来ず、肩を掴まれた手によって引きずられていく。
「あ、あの恭也先生? 一体どこに……」
「ああ、ちょうど鍛錬相手が欲しいと思ってたんだ……あんなことをするぐらい元気が余ってるようだから、付き合ってもらおう」
「きょ、拒否権は……」
「ははは……あるわけがないだろ?」
きっぱりとそう返され、カールはそのまま恭也に連れて行かれてしまった。
その光景に自分たちのせいではあるものの、可哀想にというような視線で見送るレイナたち。
そして視線の先に恭也とカールの姿が見えなくなった後、レイナたちはとりあえず変わり果てた盆栽を片付け始めるのだった。
カールがそんな悲惨な状況に陥っているとき、犯人である彩音はというと……
「彩音〜!! 待ちなさ〜〜い!!」
「〜〜♪」
別の場所にて何かを仕出かしたのか、ミラに追いかけられていた。
対して追いかけられている彩音はなぜかゴスロリ服を手に持ち、楽しげな笑みを浮かべつつ逃げる。
何をしたのかは知らないが、その光景を見た者は大概同じ事を思ってしまうであろう。
ほんとに、どこへ行っても騒動を引き起こす子だな……と。
あとがき
はい、今回は彩音メインのお話でした〜。
【咲】 ミラだけでなく、学園全体に迷惑を引き起こしてるわね。
まあ、それこそが彩音という女の子なわけなのだよ。
【葉那】 で、その被害に合うのがいっつもカールたちなわけだね〜。
そゆこと。 ちなみに今回の話を後半だけ見たら、『少女と盆栽(彩音ver)』とも取れる。
【咲】 まあ、確かに盆栽が出てたけど、前と違って悲惨な状況になってたわよね。
まあね……あの子にとって、盆栽として興味が沸いたわけじゃなく、遊び道具として興味が出たというわけなのだよ。
【葉那】 で、全部引っこ抜いて棚に並べて、鉢はその辺に散らかしてってことだね。
ふむ。 まあ、もしあれで彩音が恭也に見つかっていれば、彩音がお叱りを受けたんだろうが……。
【咲】 本人は逃げちゃったしね……悪戯ばっかりしてるから学習してるのかしら?
とも言えるな。 それでなくとも、ミラには基本的に悪さが見つかって怒られてるわけだし。
【葉那】 なんか、駄目な方向に学習しちゃってるよね。
まあ、悪戯等を取ったら彩音は人懐っこい綾菜ってことになるし、個性があっていいとは思うがね。
【咲】 その個性のせいで他者に多大な被害を及ぼしてるわけだけどね。
あはは……まあ、それも騒がしい学園の一面ということで。 さて、今回は彩音メインのお話だったわけだけど……。
【葉那】 次回は誰がメインになるの?
ん〜、そうだな……予定では、次回は学園全体での魔術&武術大会になると思う。
よって、特定誰がメインとかはなく、最初のように前後編とかに分かれるって感じになるかな。
【咲】 ふ〜ん……ていうか、そういうのって本編でやるべきなんじゃないの、本来。
ふむ、当初はそう思ってたんだが、今のシナリオでこれは組み込めなくてねぇ……だから、X話でやることにしたのだよ。
【葉那】 なるほどね〜……ていうか、学園全体ってことは、講師もそれに参加するの?
さあ、どうだろうね……それは次回をお楽しみにしていてくれ。
【咲】 そう……じゃ、今回はこの辺でね♪
【葉那】 また次回も見てね〜♪
では〜ノシ
やんちゃな娘さんだな。
美姫 「まあ、それも含めて可愛いのよ」
自分に被害がなければ、だがな。
美姫 「しかし、哀れね恭也」
またしても盆栽が被害に。まあ、前回と違って全部やられたというのはな。
美姫 「しかも遊び道具として」
合掌。にしても、本当に悪戯っ子という表現がぴったりだな。
美姫 「本人はそれを自覚していないようだけれどね」
うんうん。本編での出番も楽しみにしてます。
美姫 「それじゃ〜ね〜」
ではでは。