綾菜がいない……そのことに気づいた蓮也とリエルは来た道を急ぎ戻る。

服を掴んでいたからはぐれることなんてないという安心感が招いたこと、それを蓮也は内心で悔やんでいた。

前にも一度あったことなのに、注意して綾菜を見ていなかった自分を悔やんでいた。

だが、ただ悔やむだけではどうしようもないことを知っているため、リエルと共に綾菜を探しながら通路を駆けていた。

そして、来た道をある程度戻り、倉庫のある通路へと差し掛かったところで、倉庫の扉が不自然に開かれていることに気づく。

それに気づいた瞬間、綾菜の行く当てに想像がつかないことから、二人は顔を見合わせて頷きあい、倉庫へと駆け込む。

駆け込んだ倉庫をすぐに見渡し、同時に床にある地下水路への扉が開かれていることに気づいた二人はすぐに駆け下りていった。

階段を駆け下り、水が流れる音が響く地下水路に降り立った二人は、広さを考えると一緒に探すよりも二手に分かれたほうがいいと考える。

そして考えたが矢先、二人は別々の道へと駆けていき、広い地下水路にて綾菜を捜索し始める。

 

「はぁ……はぁ……一体、どこにいるんだ」

 

鍛えているとはいえ、十歳の子供が探し回るには地下水路は広すぎる。

故にペースを落としてこそいないが、走る蓮也の息遣いは荒く、表情には若干疲れが見えた。

しかし、疲れよりも心配のほうが先立つ蓮也は、依然としてペースを落とさずに地下水路を探し回る。

その後、探し始めてしばし走り回った後、蓮也は自分より少し先のほうに見つけた一室にて若干の違和感を感じた。

うまく言葉では言い表せないが、他の部屋とは何かが違う……そんな、違和感を感じた。

そして違和感を感じたと同時に、蓮也は嫌な予感が頭を過ぎり、すぐさまその部屋へと駆け寄って飛び込むように室内へと入った。

 

「綾菜っ!!」

 

綾菜の名を叫びつつ駆け込み、同時にそこで目にしたものに蓮也は驚きを露にする。

目にしたもの、それは……赤黒さを纏う一人の男と、以前交戦した二匹の血の魔物。

そして、その男と二匹の魔物が綾菜を捕らえ、連れ去ろうとする光景だった。

 

「綾菜を……離せぇ!!」

 

その光景が目に映ると同時に、蓮也はそう叫んで小刀を取り出し駆ける。

そして瞬時に魔物へと駆け寄り、綾菜を掴む腕に斬を放って切り落とす。

切り落とされた腕がバシャッと音を立てて落ちると同時に、今度は反対側にいる魔物の腕を切り落とした。

綾菜を捕らえていた二匹の魔物の腕を切り落とすと、蓮也は綾菜の腕を引っ張って部屋を駆け出る。

さすがに、レイナたちと共に戦っても倒すのに苦労した魔物、それを二匹も相手にして勝てると思うほど蓮也は愚かではない。

そして何より、魔物の腕を切り落としていた光景をなぜか何もせずに見ていたあの男に、あの一瞬で恐怖を抱いたのだ。

だから、蓮也は綾菜を引き連れて、逃げるように部屋から駆け出したのだ。

部屋から逃げ出した蓮也はある程度部屋から離れた後、恐怖故に足が言うことを聞かずうまく走れない綾菜を背中に背負う。

そして、先ほどよりも速度は遅いが、なるべく早くリエルと合流して地下水路を脱出しようと駆ける。

しかし、それからある程度走ったところで、蓮也の足は止まることとなった。

 

「逃げられはせぬ……」

 

蓮也の立つ位置よりも若干前方に立つ、一人の人影。

歪な刀身の剣を片手に持ち、異質な空気を纏わせながら近づいてくる男。

それを見た瞬間、蓮也はすぐに後ろを向いて逃げようとする。

しかし、そこには何時の間に現れたのか、あの二匹の血の魔物が立っていた。

 

「くっ……」

 

退路を塞がれ、完全に囲まれたと言えるこの状況。

それに蓮也は焦りを浮かべ、背に背負われる綾菜は不安そうにギュッと蓮也の服を掴む。

そして、そんな二人を見つつ男はある程度までゆっくりと歩み寄ると、足を止めて二人に対し口を開いた。

 

「諦めよ……如何に抗おうとも、汝の運命が違えることなど、ありはしない」

 

一切の感情が篭らぬ声で、男は静かにそう告げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メンアットトライアングル!2〜永久に語り継がれし戦士たち〜

 

【第二部】第三話 迫り来る争いの予兆 後編

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんで……綾菜を狙う」

 

恐怖に駆られながらも、なんとかそれを押し殺して男へと聞く。

しかし、やはり表情を変えることなく男の口から放たれたのは、その言葉の答えではなかった。

 

「小さき守護者よ……汝はそれを聞いて、何を成すというのだ?」

 

質問に対して質問で答える、男の口から放たれたのはそういう答えだった。

無表情で、無感情の瞳で見据えながら告げられた言葉に、蓮也は怯みながらも答えようとする。

だが、蓮也が答えるよりも早く、まるで答えを見透かしたかのように男が口を開いた。

 

「その者を護る、というのならば……やめておくがいい。 汝ら人間にとって、その者の存在そのものがいずれ災厄となる」

 

「っ……そんなことっ―」

 

「ない、と言えるのか? その者の真の姿を見ても、汝はそう言い続けることができるのか?」

 

自身の言葉を遮って告げられたそれを聞き、蓮也は言葉に詰まる。

人間にとって災厄となる綾菜の真の姿、そう言った男に言葉を失った。

自分の知っている綾菜は、人見知りで、両親や自分の前では甘えん坊な女の子。

だけど、男の言ってることが本当なら、それが偽りの姿だということなのだ。

 

「……」

 

そんなことあるわけがない……そう思っていても、心のどこかでそうじゃないかと思う自分がいる。

今まで見てきた綾菜は全て偽りで、男の言っていることこそ本当の綾菜なのではないかと、そう思っている自分がいる。

だがその疑心は、背中から伝わってくる小さな震えによって拭い去られることになった。

伝わってきた震えに蓮也が顔を向けると、そこには自分の背中で服をぎゅっと掴みながら小刻みに震える綾菜の姿があった。

そんな恐怖に震える綾菜の姿を見て、今までが偽りならこんなに怯えるわけがない、そう思うことが出来た。

だから、蓮也は疑心からの迷いを拭い去って、再び男を睨むように見据える。

 

「愚かな……それがいずれ汝に絶望を呼び込むとしても、汝はその者を信じると言うか」

 

失望したというように、男はそう呟いて再び歩み始める。

それと同時に、後方にいる魔物二匹もゆっくりと歩を進め始める。

一歩、また一歩と、着実に距離を詰めてくる男と魔物に、蓮也はどうにかして逃げる手段を考える。

男の隙をついてサイドを駆け抜ける、背を向けて魔物をあしらって突破する。

しかし、考えるどの案も、一番の障害と成りえるのは歩み寄ってきている目の前の男だ。

剣を片手に迫ってくるこの男を出し抜けなければ、到底逃げることなど不可能。

だが、どう頭でシュミレートしても、今の状況で目の前の男を出す抜くことはどう足掻いてもできなかった。

それでも、蓮也は諦めずに何度も何度もシュミレートして逃げる方法を考え続ける。

しかしその考えが浮かばぬまま、男も魔物も徐々に距離を詰めていき、とうとうその距離が無くなろうしたとき……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「二人から、離れてくださいっ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その声ともに、凄まじい爆発音が男の後方より響き渡った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

突如聞こえた轟音に男がすぐさま振り向くと、自身のすぐ目の前に何者かの姿。

それに今まで変えることがなかった男の表情は驚きに染まり、それと同時に目の前の人物は男に向けて回し蹴りを放つ。

男は浮かべた驚きをすぐに収め、瞬時に回し蹴りの放たれた側の腕でそれを防ぐ。

しかし、男が蹴りを防いだと同時に、交わる男の腕とその人物の足との間から光が放ち、小規模な爆発を引き起こす。

 

「ぐぅっ!」

 

男は唸り声を上げ、爆発の衝撃で真横の壁に激突する。

それをその人物は見ることもなく、蓮也に向けて叫ぶように口を開いた。

 

「今です、蓮也くん!」

 

「は、はい!」

 

蓮也は返事を返すと綾菜を背負ったまま駆け出し、その人物の横を抜けていく。

その人物は二人が横を抜けたのを確認すると、叩きつけられ壁に凭れている男に少しだけ視線を向ける。

気絶しているわけじゃない、爆発によって抉られた腕を痛がっているわけでもない。

ただ、どこを、何を見ているのかもわからない無表情で、叩きつけられた状態のまま壁に凭れ掛かったままだった。

それにその人物はなぜか怖気のようなものを感じ、すぐさま二人を追って駆け出し、その場を後にしていった。

 

「……」

 

三人が去った後、男は爆発で抉られた腕に視線を向ける。

爆発の衝撃で肉は抉られ、若干骨が見え、傷口の大半は爆発の熱で焼かれていた。

しかし、男は痛みに顔を顰めるわけでもなく、ただ無表情でその傷口を見続けていた。

そしてしばらく傷口を見続けた後、男は腕を下ろしてゆっくりを壁から離れる。

 

「『水の民』……その異端児、か。 この地はつくづく、災厄というものを招き入れる性質にあるということか」

 

呟きつつ、男が剣を魔物に向けて翳すと、二匹の魔物は剣に吸い込まれるように姿を消す。

魔物の姿が完全に消えると男は剣を腰に戻し、三人の去った方向に静かに視線を向ける。

 

「まあよい。 今、拒んだところで……運命というものは決して逃れることなどできぬ」

 

そう独り言を口にすると、男は視線を外して三人が逃げたほうとは反対の方向へと歩き出す。

 

「いずれ、分かるときが来る。 汝が持つ心がどれだけ人と違うかを、知るときが来る」

 

抉られた傷口のあるほうの手で、男は覆うように顔へと当てる。

そして、一度閉じた口より再び紡がれた言葉が、地下水路へと響き渡る。

 

「そのとき我らは再び汝の答えを聞くために、汝の前に現れよう。 良い答えを期待しているぞ、ヘイムダルの瞳を持つ者よ……いや」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「魔剣継承の資格を、持つ者よ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地下水路を脱出し、倉庫を出た蓮也は荒く息をついていた。

 

「はぁ、はぁ……さっきは助かりました。 ありがとうございます、リエルさん」

 

「ううん……こちらこそ、ごめんなさい。 駆けつけるのが遅くて」

 

そう言い合い、蓮也は背中に背負った綾菜を下ろそうとする。

しかし、綾菜は蓮也の服をぎゅっと掴んだまま、背中から下りようとはしなかった。

おそらくはまだ恐怖を拭い去れていないからだろうが、それでも下りてくれないことに蓮也は困り顔を浮かべる。

そして困り顔を浮かべたままリエルに視線を向けると、リエルは小さな苦笑を浮かべていた。

 

「まあまあ、綾菜さんが怖いと思うのもしょうがないことですから……もう少し、そのままにさせてあげてください」

 

「むぅ……」

 

助けを求めたリエルにもそう言われ、蓮也はしょうがないかと思い頷く。

そして同時に、蓮也は先ほど地下水路で疑問に思ったこと思い出し、リエルに尋ねるため口を開いた。

 

「あの……一つ聞いてもいいですか?」

 

「なんですか?」

 

「あの爆発って……やっぱり魔法なんですか?」

 

それは当然の疑問だった。

魔法の中で、爆発を起こす魔法というのは単体属性では存在しない。

しかし、別々の属性同士を合わせた複合魔法ならば、爆発を起こす魔法というのは存在する。

だが、複合魔法は高位の技術に属し、少なくとも入学して一ヶ月経つか経たないかの今の段階では習うことではない。

黒魔法講師のミラを母親に持つ蓮也は、そのことを知っているからこそそれが不思議に思えてならないのだ。

 

「え、えっと……あれは」

 

聞かれた質問に、リエルはあからさまな動揺を顔に浮かべる。

それを蓮也は不思議に思うが、何も言わずにリエルが答えるのを静かに待っていた。

そしてしばしして、動揺を浮かべていたリエルは小さく深呼吸をし、蓮也の質問に対する答えを口にする。

 

「あれは……魔法じゃありません」

 

「え……じゃ、じゃあ、どうやってあの爆発を起こしたんですか?」

 

「……ごめんなさい、それ以上は言えません。 少し、話が長くなることですし……私自身、あまり言いたくはないんです」

 

そう言って、申し訳なさそうに謝るリエルに、蓮也は慌てて気にしないでと首を振る。

それにリエルは小さく礼を言い、じゃあ行きましょう、という言葉を二人に掛けて倉庫から離れるように歩き始める。

歩き出したリエルに、蓮也は少し慌てながらも綾菜を背負い直してリエルの横に並び歩く。

 

「……」

 

蓮也が横を歩き始めて少し、リエルはふとその視線に気づいた。

そして向けられるその視線のほうに顔を向けると、そこにはいつの間にか顔を上げて自分を見る綾菜の姿があった。

綾菜はリエルが顔を向け、目が合うと同時にビクッと驚きを露にする。

しかし、前とは違い、綾菜はビクビクしながらもリエルから顔を逸らすことはなかった。

そして、しばし顔を向け合った後、綾菜の起こした行動にリエルは驚くことになった。

 

「あ……ありが、とう」

 

初めて、綾菜から言葉を掛けてきたのだ。

今まで自分が声を掛けても、怯えるばかりで何も返さず、ただ蓮也の後ろに隠れてしまう。

そんな綾菜が、自ら自分に声を掛けてくれた。

そのことに、リエルは嬉しさよりも驚きが勝っているといった感じを内に抱く。

そして同時に、驚きのせいでどう返したらいいのかと内心で焦り、出来うる限り優しく微笑むということしか結局できなかった。

でも、その微笑みから優しさをちゃんと感じ取ったのか、ぎこちないながらも綾菜は精一杯笑みでちゃんと返してくれた。

その返してくれた笑みが、リエルにとっては内からくる嬉しさを引き立てさせ、同時にこの後もリエルの中で鮮明に残り続けるものになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふふふ、なるほど……それはまた、面白い偶然ですね」

 

手元の書類を持ちながら、耳に手を当ててルラは呟き笑う。

それは別に書類に面白いことが書かれているわけではない。

ルラが笑っているのは……念話をしている相手の語ったことに対してだった。

 

「この情報は利用の価値がありますよ……いやいや、さすが、情報収集も見事ですね」

 

『我が予期して探ったことではないがな……』

 

「いえいえ、それでも十分見事というに値しますよ。 魔眼……いや、ヘイムダルの瞳に関しても同様に、ね」

 

そこで初めて、ルラは書類に目を向けて小さく笑う。

そしてその後、ルラは相手と二、三、言葉を交わして念話を切り、耳から手を離す。

 

「何か……良いことでもあったのですか?」

 

「ふふふ……気になりますか?」

 

笑いながらそう返され、ルラの座る机の前に立つ男―ティルオスは顔を顰める。

返された言葉に対してもそうだが、ティルオスはルラの浮かべるこの笑いがどうしても好きになれないのだ。

そして、それを知っているにも関わらず止めないルラ自身も、好きになることはできなかった。

 

「そう不機嫌な顔をしないでください。 ただの冗談ですよ」

 

「はぁ……それで、一体どんな内容だったのですか?」

 

溜め息をつきつつ、ティルオスは再び口を開いて同じ事を尋ねる。

それにルラは薄っすらと笑みを張り付けたまま、書類を机に置いて頬杖をつく。

 

「『水の民』の異端児……あなたなら、これだけ言えば分かるでしょう?」

 

「なっ……」

 

ルラの口にした言葉に、ティルオスは絶句する。

そして言葉を失ったティルオスを、ルラは面白い物でも見るかのように笑い、ゆっくりと椅子から立ち上がる。

 

「面白い偶然……そう思いませんか、ティルオス君?」

 

「……」

 

「はははは……さすがに、君はそうは思えないようですね。 まあ、当然ですか……あの地にいる『水の民』の異端児は―」

 

そこで言葉を切り、ゆっくりとティルオスの傍へと歩み寄る。

そして、呆然とするティルオスの傍まで寄ると、その耳元に口を寄せて言葉の続きを口にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「君の、妹なのですからね……ティルオス・クロムハート君」

 

 


あとがき

 

 

第三話が終わり、いろいろと明らかになることが。

【咲】 意外に進行が早いわね。

ま、減ってもそれに比例して増えると思うけどね。

【葉那】 また増やすの〜?

まだ未定だが……まあ、今までを自分を振り返ると増える気がする。

【咲】 それだけあんたが今まで考えなしだったってことね。

うぅ……。

【葉那】 ところでさ〜、今回のことを経たことで、綾菜はリエルに懐き気味?

まあ少しは、な。

【咲】 つまり、完全に懐いたわけではない、と?

そゆことだな。 二話で言ったが、地道に接し続けることが仲良くなる一番の道なのだよ。

【葉那】 じゃあ、これを足掛けに、リエルは綾菜と仲良くなるために奮闘するわけだね〜。

そういうことだな。 そしてそれが実を結ぶかは、話を見ていくうちにわかると。

【咲】 そ。 じゃあ、次回予告を早速いってみましょうか。

次回はだな……学園での日常が主なお話だな。

教団側のお話は一切なく、久しぶりに何の事件も起こらない学園での日常だ。

【葉那】 ふ〜ん……なんの事件も起こらないっていうけど、現在進行形で問題一つ抱えてるよね。

う……まあ、それは抜いて、ということで。

【咲】 ま、とりあえずは日常のお話なわけね。

そゆこと。 あ、でも最初のほうは少し違うかな。

【葉那】 どゆこと?

それは今回の話の続き、とだけ言っておこう。 それだけでわかるだろ?

【咲】 ああ、そういうことね。

そういうことだ。 じゃ、今回はこの辺で!!

【咲&葉那】 また次回ね〜♪




ひとまずの危機は去ったみたいだな。
美姫 「全く油断できないでしょうけれどね」
しかし、水の民のあの爆発。一体。
美姫 「またまた気になる単語が出てきたわね」
ああ〜、これらがどう絡んでくるんだろうか。
美姫 「次回が気になるわね」
うんうん。次回も待っています。
美姫 「待ってますね〜」



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