昼過ぎ、講義が始まる時間帯となり、恭也たちは各々の仕事へと向かった。

その際、綾菜をジャスティンのいる所、学園長室に送り届けた。

さすがに一人で部屋に居させても退屈することがわかっているし、蓮也も学園長室にいるしということでそうしたのだ。

しかし、送り届けてから講義が始まって三十分、早くも問題が発生していた。

それは、部屋の主であるジャスティンが突然入った仕事で部屋を空けないといけなくなったのだ。

蓮也と綾菜はジャスティンも信頼しているので、別段部屋に居させておいても特に問題はない。

だが講義の間、面倒を見てくれと言われた以上、さすがに二人だけを置いて自分が仕事に出ては面倒を見るも何もない。

故に、どうしたらいいかとしばし悩んだ結果、申し訳ない上に少し不安だが、裂夜に二人を頼もうということにした。

学園清掃は基本的に週に二度、まあそのどちらもミラが裂夜にすべて(強制的に)任せているのだが、ちょうど今日は清掃の日ではない。

だから、おそらく食堂でだらけているか雑用を命じられているかの二択だと考え、二人を連れてジャスティンは食堂へと向かった。

だがしかし、予想に反して裂夜は食堂にはおらず、ジャスティンは再び困った顔を浮かべてどうするかとしばし悩むことになる。

そんなとき、悩むジャスティンの目線の先にとある人物が横切った。

 

「あれは確か、リエルさん……だったかしら」

 

そう、横切ったのは裂夜と共に居る比率が最近圧倒的に多いリエルだった。

リエルの姿を見つけ、裂夜が見つからない今となってはちょうどいいと思ったジャスティンはすぐさまリエルを呼び止めた。

呼ばれたリエルはジャスティンの姿を、というよりも蓮也と綾菜の二人の姿を見てすぐに走り寄ってきた。

 

「こんにちは、学園長先生! それと、蓮也くんと綾菜ちゃんも」

 

「ええ、こんにちは、リエルさん。 講義には出ていないみたいだけど、これから冒険にでもいくの?」

 

「あ、いえ、違いますよ。 さすがに、一人で冒険なんて怖いですから」

 

「あら? じゃあ、どうして講義を休んでここに?」

 

「えっと、ちょっと……裂夜様を探していたんです」

 

その答えに、ジャスティンはなるほどと納得してしまう。

基本的に裂夜に引っ付いて離れないリエルが、傍に裂夜がいないとなれば起こす行動など一つしかないのだ。

しかし、ある意味それはジャスティンにとって好都合となる行動だった。

最初こそリエルに二人を頼もうかと思ったが、リエルが裂夜を探しているということはいずれ裂夜に会えるということ。

ならば、リエルに二人を預ければ自ずと裂夜へと辿り着き、裂夜に預けるのと同じということになるのだ。

そして、リエルの言葉からそう考え付いたジャスティンは迷うことなく……

 

「リエルさん、ちょっとお願いがあるのだけど……」

 

「はい?」

 

蓮也と綾菜の二人を、リエルに頼むことにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メンアットトライアングル!2〜永久に語り継がれし戦士たち〜

 

【第二部】第二話 迫り来る争いの予兆 前編

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャスティンにそれを頼まれた後、リエルは蓮也と綾菜を連れて裂夜を探し回っていた。

先頭を歩くリエルに、ついて歩くように若干左斜め後ろを歩く蓮也。

そしてもはや当然の如く、人見知りをする綾菜はその蓮也の後ろに隠れるようについてきていた。

 

「……ねえ、蓮也くん」

 

「なんですか?」

 

「私、やっぱり綾菜ちゃんに嫌われてるんでしょうか?」

 

歩きながら不意に、リエルは蓮也のほうを向いてそう尋ねる。

まあこの際当然ながら、ほんの少しだけ顔を出していた綾菜は完全に蓮也の後ろに隠れてしまう。

それにちょっとだけ悲しそうな顔を浮かべるリエルに、蓮也は少しだけ慌てて答えを口にした。

 

「ち、違いますよ! えっと、綾菜がこんな態度を取るのは、その……人見知りが激しいからなんです」

 

「人見知り……ですか?」

 

「はい……えっと、だから大体の人に対してこんな感じなので、リエルさんだけが特別嫌われてるというわけじゃないんです」

 

「そ、そうなんですか……少し、安心しました」

 

ほんとに安心したのか、リエルはほっと小さめに息をつく。

でも、安心したにはしたが、綾菜に嫌がられている感覚が消えたわけではない。

誰でも大体はこんな感じと言われても、こう嫌がられるとどうにも居心地が悪いのだ。

故に、リエルはその居心地の悪さを解消するために、綾菜と仲良くなろうとすぐに決意した。

 

(でも、どうすればいいんでしょう……?)

 

決意してすぐに、その方法を考え始める。

そして考え始めてすぐに思いついた考えが、根気よく話しかける、という考えだった。

地道且つほんとに根気がいることだろうが、そういったことが仲良くなる一番の近道だとリエルは思った。

そのため、リエルは考え付いたと同時にその作戦を実行に移すことにした。

 

「あの、綾菜ちゃん……」

 

「っ……」

 

顔を後ろに隠れる綾菜を覗くように動かすが、綾菜はすぐにその視界から逃げるように隠れてしまう。

考えを始めて早々、リエルは挫折しそうになるが、なんとか気を持ち直してもう一度再挑戦する。

しかし……

 

「えっと、お姉ちゃんとお話を……」

 

「っ……」

 

結果はまったく変わらず、綾菜は蓮也の後ろに隠れてしまう。

その後も、何度も何度も挑戦し続けるが、まったく取り付く暇もなく綾菜は隠れてしまう。

これは冒険に参加していないリエルは知らないのだが、根気よく話しかけるという手はカールたちもやっている。

しかし、リエルと同じで今現在もまったく成果は上がっていないのだ。

これらの事実からわかること、それはこの手段で綾菜と仲良くなろうとするのは相当な根気と相当に長い時間が必要ということだ。

つまり、つい先ほどから始めたリエルが早々仲良くなれるなど、普通に考えたらありえないということだ。

 

(うぅ……ほんとにもう、挫折しそうです)

 

表面上はなるべく出さないように笑みを浮かべているが、内心では酷い落ち込み様だった。

そんな表面上は笑みを浮かべ続けているリエルの内心を読み取った蓮也は、かなり申し訳なさそうな顔をしていた。

綾菜の人見知りの酷さはよく知っているし、綾菜と仲良くなろうとして失敗する人は多々見てきた。

でもやはり、綾菜に避けられることで悲しそうな顔をされるというのは、まったく慣れないのだ。

 

「なあ、綾菜……人見知りするのはわかるけど、少し度が過ぎるんじゃないか?」

 

「……」

 

だから、蓮也はリエルを手伝うために、綾菜を説得しようとする。

この中で唯一綾菜とちゃんと話ができる蓮也が説得し、せめて話を聞く程度のことはさせようとする。

 

「自分のよく知らない人が怖いのはわかる……でも、知らないのと知ろうとしないのはまったく別物だ」

 

「……」

 

「知ろうとしなければ、絶対に相手を理解なんてできない。 でも、少なくとも綾菜自身が知ろうと努力すれば、相手が良い人か悪い人かがわかる。 今の綾菜には難しいだろうけど……綾菜が前に進もうとしないと、何も変わらないぞ?」

 

なるべく、優しく諭すように蓮也は説得の言葉を紡ぎ続ける。

それに綾菜は小さく俯いて、蓮也の服を握る力を少しだけ強めていた。

 

「ちゃんと顔を見ろ、自分から積極的に話せ……そんなことをいきなりは言われてもできないと思し、俺もそんなことを言うつもりはない。 だから……いきなりそんなことをしなくてもいいから、せめて相手の話を聞くということぐらいは、してくれないか?」

 

俯く綾菜を見つつ、蓮也は声色を変えず自身の願いを告げるようにそう言った。

その言葉が告げられた後、しばしの間、綾菜は無言で俯いたままだった。

その間、リエルも蓮也の言葉に驚きと感心を抱きながらも、ただ成り行きを無言で見守っていた。

しかし、更に時間が経った後に綾菜が俯いたまま呟いた言葉は、蓮也にとって意外なものだった。

 

「……いや」

 

蓮也の願いを、拒否する短い言葉。

綾菜は賢い子だから、これが難しいことでもちゃんと理解して頷いてくれると思っていた。

だが、予想は大きく外れ、綾菜は蓮也の言葉に明確な拒否の言葉を口にしたのだ。

 

「綾菜……」

 

しかし、拒否されたからといって、怒鳴ってはいけない。

言うことを聞かないからと叱っても、それが解決に導くなどないと思っているからだ。

だから、蓮也はもう一度、綾菜を説得しようと言葉を紡ごうとする。

けれど、それは遮るように口を開いたリエルの言葉で止められることなった。

 

「もういいですよ……蓮也くん」

 

「え……あ、でも」

 

「あまり無理に説得を続けてたら、綾菜ちゃんが泣いてしまうかもしれません。 私は、無理に仲良くなろうとして綾菜ちゃんを悲しませたくありませんから……だから、もういいんですよ」

 

まだ少しだけ悲しみという感情を帯びながらも、精一杯の笑みを浮かべながらリエルはそう言う。

それに、蓮也は先ほどと同じく申し訳なさそうな顔を浮かべながらも、はいと返事して小さく頷く。

蓮也のその表情を見て、リエルは気にしないでくださいと優しく言った後、綾菜のほうを向いて口を開く。

 

「ごめんね、綾菜ちゃん……無理にお話しようとなんかして」

 

「……」

 

謝罪の言葉を口にするが、やはり綾菜は視線から逃げる蓮也の後ろに隠れる。

しかし、今度はそれに悲しそうな顔を浮かべることなく、リエルはもう一度謝罪を口にし、行きましょうと言って歩き出す。

歩き出すリエルを、蓮也はやはり申し訳なさそうな顔を浮かべたまま、綾菜を後ろに引き連れて歩き出すのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

裂夜を探し始めて一時間半、講義が終わるまで残り一時間半。

それだけの時間が過ぎ、本館も、学生寮も探し終えたにも関わらず、一向に裂夜の姿が見つかることはなかった。

故に三人は、擦れ違っているという可能性を考えてもう一度本館を探そうと向かっていた。

学生寮を出て、本館へと向かうためにテラスへと差し掛かった辺りで……

 

『来たれ……』

 

突如、その声が綾菜の耳に聞こえた。

突然声が聞こえたと同時に綾菜はびくっと全身で驚きを露にし、キョロキョロと周りを見る。

しかし、周りには自分たち以外誰もおらず、リエルと蓮也も声が聞こえていないかのような素振りだった。

だから、綾菜はその声が空耳かと思い始めるが、その直後、思いを打ち破るように再びその声は聞こえてきた。

 

『来たれ……我が元へ』

 

再び聞こえた声に綾菜はもう一度周りを見るが、やはり誰かがいるということはなかった。

だが、そこで同時に気づく……通りかかった通路にある倉庫の扉が、不自然に開かれていることに。

倉庫というだけあって、そこは基本的にちゃんと閉じられているのだが、それが完全に開かれていた。

 

『来たれ……我が元へ』

 

そこに視線を向けていると、再び綾菜の耳に同じ言葉が聞こえる。

聞こえた言葉、不自然に扉の開かれた倉庫……それらを見ると、まるでそこに来いと言っているように聞こえる。

案の定、綾菜にもそれが分かり、蓮也の服から手を離して声が誘うままに倉庫へと歩いていった。

本来、人見知りの綾菜が聞いたことがない声の誘いに乗るなどないのだが、そのときはなぜか声の誘いに綾菜は乗ってしまった。

そして歩く綾菜の様子を見ると、そこに綾菜の意思ではないかのようにも見えた。

まるで、無意識のうちにそちらへと行っているかように。

 

「……」

 

倉庫へと辿り着いた綾菜は、虚ろな目である一点の場所へと歩く。

そして歩みを止めたそこにあるのは、これまた不自然に開かれた地下水路への入り口。

しかし、綾菜はまるでそれが不思議でもなんでもないかのように、虚ろな目のまま地下水路へと降りて行った。

 

「……」

 

地下水路へと降りた綾菜は、倉庫のときと同じく一点を目指して歩く。

コツ、コツ、と足音を立てながら、綾菜はゆっくりゆっくりと進んでいく。

そしてしばし歩き進んだ後、綾菜は突然ピタリと足を止め、ゆっくりと左のほうを向く。

今だ虚ろな目をしたまま体を向けた綾菜の前にあったのは……魔剣、ダーインスレイヴの封印場だった場所。

そこを前にした綾菜は、ここに来たときと同じ歩調でゆっくりと部屋の内部へと入り、入り口から数歩歩いた位置で足を止める。

足を止めた綾菜の視線の先、中央に置かれる台座の前、そこには……一人の男が、立っていた。

腰に歪な刀身をした剣を携え、黒い服の上に赤黒いコートを羽織り、腰元まである赤みがかった黒い髪をした男。

室内の色に溶け込むような風貌をしたその男は、普通の人間とはどこか違う異質な空気を纏ったまま、綾菜のほうへと振り向いた。

それと同時に、虚ろだった綾菜の目にはゆっくりと光が灯り、瞬間的に明確な怯えが表情に浮かぶ。

先ほどまでいた場所とは違うこと、一緒にいたはずの二人がいないこと、そして……見知らぬ男が目の前にいること。

 

「魔に染まりし、ヘイムダルの瞳を持つ者よ……」

 

男は、怯える綾菜にゆっくりと歩み寄ってゆく。

しかし、近づいてくる男を前に、綾菜は逃げ出すことができなかった。

男の空気、男の表情、そのすべてから感じる明確な恐怖が綾菜を、その場から動けなくしていたのだ。

 

「汝の存在はいずれ、この世界に災いを齎すだろう。 かつて存在せし、古の大地のように……破滅の災いを」

 

着実に距離を詰めてくる男に、綾菜の抱く恐怖は増大していく。

そして遂に、男が綾菜の前まで歩み寄り、足を止めてゆっくりと右手を綾菜に向けて動かす。

それに綾菜は逃げることも出来ず、怖さから目を閉じることさえも出来ず、ただ男を見ていた。

 

「破滅を齎す汝を、人間達は、世界の全ては……許さない」

 

そう言いながら、動かした男の手は綾菜の頬に触れる。

そして、先ほどから変わらぬ感情の篭らない声で、静かにそれを告げた。

 

「だが、我らは……汝の存在を必要としている。 人間にとって汝が悪であろうとも、我々にとって汝は……善となる。 故に我らは、汝を必要とし、求めている」

 

言葉を告げ終えると、男は綾菜の頬からゆっくりと手を離す。

頬から離した手が若干下がり、綾菜の前に差し出すような位置でそれは止まる。

 

「さあ、我らと共に来るがよい。 我々全ては、汝の存在を……歓迎するだろう」

 

男の言葉は、綾菜にとっては難しいことが多すぎた。

しかし、男が何を言いたいのか、なんとなくではあるがわかった綾菜はすぐに首を横に振った。

恐怖を抱き、表情を強張らせたままではあるが……しっかりと首を振ることで、明確な拒否を示した。

すると、男は今まで変えなかった表情を少しだけ歪め、差し出していた手をゆっくりと下ろす。

 

「我々を拒むか……」

 

男はそう呟くと、綾菜に背を向けて歩み、元の位置へと戻っていく。

コツ、コツと音を立てて、ゆっくりゆっくりと歩いていき、男は元の位置に達した所で歩みを止める。

そして、腰に携えている剣を静かに抜き放ち、綾菜のほうへと再度振り向く。

その瞬間……突如綾菜の両腕が何かに掴まれる。

 

「っ!?」

 

両腕を掴んでいるものに、綾菜は交互に視線を巡らせる。

そこいたのは以前、綾菜が交戦したことがある……人型をした血の魔物。

その魔物は綾菜の両隣に立っており、二匹ともしっかりと綾菜の腕を掴んでいた。

綾菜はどうにかしてその手を解こうともがくが、魔物の掴む力は予想以上に強くて解くことはできない。

それでも恐怖に駆られた表情のまま、手を解くためにもがき続ける綾菜に、男は背を向けたまま言葉の続きを口にする。

 

「汝が自らの意思で来ぬと言うのならば、我は汝をこのまま強制的に連れてゆく。 汝は我らのためにあるべき存在……こちらにいるべきでは、ないのだから」

 

「っ……やっ……離してっ!」

 

綾菜の腕を掴んだまま、魔物はゆっくりと男の元へと歩み寄っていく。

その間、綾菜は恐怖から涙目になりながらも、必死に掴んでいる手を振り解こうとする。

しかし、いくら必死になってもそれは解けず、綾菜のもがく姿に男は静かに告げる。

 

「汝の意思、それは最早意味など成しはしない。 汝が望まずとも……我々が汝を必要とし、求めている限りは――」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「汝は我らから……逃げられなど、しないのだから」

 

 


あとがき

 

 

【葉那】 これってさ〜、綾菜が何を言っても男は連れて行くつもりだったってこと?

そういうことだな。 自らの意思で来るならそれに越したことはないが、拒否するのならば強引にということだ。

【咲】 ふ〜ん……ところでさ、綾菜を狙う理由って、やっぱり魔眼を持ってるから?

さあ、どうだろうな。 そうかもしれないし、他に理由があるのかもしれない。

【咲】 つまり、今は言う気はないってことね。

そゆこと。 まあ、男が大概言っちゃってるけどな。

【葉那】 でも、要領を得ない言い方だからよくわかんな〜い。

どの道、少し先になるけど綾菜を狙うちゃんとした理由は明かされるから、それまで待ってくれ。

【咲】 そ。 ところで、前回言ってた予告と微妙に違うくない?

まあ、なぁ。 本来なら前後編に分けずにいくつもりだったけど、ちょっと長くなったから。

【葉那】 ふ〜ん。 じゃあ、次回は後編ってことでこれの続きなんだよね?

そういうことだな。

【咲】 じゃあ次回の予告、いってみましょうか。

次回はだな……綾菜がいつの間にかいなくなってることに気づいたリエルと蓮也。

慌てて綾菜を探すうちに、不自然に開かれたままの倉庫に気づいて、二人は地下水路へ。

地下水路へと降りた二人はなんとなく胸騒ぎを覚え、急ぎ綾菜を探し回る。

そして、ようやく見つけた部屋への入り口に辿り着いたとき、綾菜は……。

【葉那】 綾菜は……?

そこからは次回のお楽しみだ。

【咲】 思わせぶりね〜……ま、いいわ。 じゃ、今回はこの辺でね♪

【葉那】 また次回会おうね〜♪

では〜ノシ




魔眼以外の理由……ま、まさか! 男がロリコ……ぶべらっ!
美姫 「そこまで幼くもないという突っ込みよりも、シリアスをぶち壊すな!」
だ、だって……。綾菜が綾菜が。うぅぅ、何てことをしやがりますか!?
美姫 「どうどう」
ブルルル、って馬か!
美姫 「にしても、何が狙いなのかしらね」
口ぶりからするに、魔眼も関わっているみたいだけれど。
美姫 「ああ、とっても気になる〜」
次回も待っています!
美姫 「待ってますね〜」



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