ミラはヘルの禁呪によって異空間へと飛ばされ、暗闇の中をいた。

その空間は自分がどこを向いているのか、自分は立っているのかすらわからない。

上も下も、右も左も、前も後ろも、すべてが漆黒に染まっている。

一筋に光さえもない、そんな空間をミラは出口を探すためにゆっくりと歩み始める。

だが、出口が見つかるどころか自分が本当に進んでいるのかさえわからない。

すべての感覚がおかしくなりそうなその空間で徐々にミラの精神は蝕まれていった。

 

「出して……出してよぉ」

 

精神を蝕まれていく中、ミラは普段からは想像もつかないほど弱弱しい声で呟く。

だが、その声に対して何かが返ってくるわけでもなく、その空間は静寂のまま。

暗闇の恐怖、一人の孤独、それがミラを徐々に蝕んでいき、ミラは歩む足を止めてしゃがみ込む。

その様子からミラの精神はもう限界に来ているというのが見て取れた。

だからといって、誰もミラに声を掛けてはくれない、触れてはくれない……助けては、くれない。

そして、もうだめ、とミラが思った瞬間、その空間の闇がミラの体を包み込んでいく。

それでなんとなくミラは察しがついてしまう。

 

(消される……私の体が…存在が)

 

察しはついても、もうミラに抗う気力はなかった。

それほどまでに精神は蝕まれてしまった。

だから、もういっか、と諦めたかのように思いそれに身を委ねようとする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その瞬間だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミラを包み存在そのものを消そうとした闇が……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

突如差し込んだ光によって黙散した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「え…?」

 

差し込んだ光に先ほどまで虚ろだったミラの瞳に少しだけ光が灯る。

そしてそれと同時にミラの体は眩い光に包まれ、次の瞬間には見知った場所に座っていた。

そこは二ヴルヘイムに行く際に通過した場所の一つ、世界にマナを振りまく大樹ユグドラシルの立っている場所だった。

 

『よかった……無事だったみたいですね』

 

いきなり変わった風景に驚きを浮かべていたミラにまたも驚くことにその声は聞こえてきた。

そして声が聞こえると共にミラの目の前に光の粒子が集まり一人の女性の形を形成した。

突然現れたその女性を、驚くことが多すぎるミラは混乱したような表情で見る。

そんな表情を向けられた女性はそっと微笑みを浮かべて口を開く。

 

『初めまして……私は、ミーミル。 大樹ユグドラシルに宿り、守護する精霊です』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メンアットトライアングル!〜対なる心、継承せし二刀の剣〜

 

【第二部】第二十三話 脅威の力、抗う心

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なっ?!」

 

ラウエルを捉え放たれた射抜は当ると踏んでいた。

だが、当る手前で突如ラウエルは神速の領域でさえ捉えられない動きをしそれを避ける。

そして避けられたことに若干の動揺を見せる美由希にラウエルは右手に持つ魔剣、リディルを振り下ろす。

振り下ろされるリディルの刃に美由希は瞬間的に動揺を拭い去りスレイでそれを受け止める。

それを受け止められたことにラウエルは動揺することもなく先ほどからまったく変わらぬ感情の篭らぬ顔で連撃を繰り出してくる。

美由希はそれを放たれる端から捌き避けていくが如何せん次々と繰り出されてくる斬撃は間がない上に速すぎる。

さらには徐々に剣速が増していっているため、さすがの美由希でも捌ききれなくなり一旦後方へと下がる。

後方へ下がった美由希にラウエルは追い討ちを掛けることもなく美由希が仕掛けてくるのを待つように両手の魔剣をだらりと下ろす。

美由希は見た目隙だらけだがまったく隙のないそれに警戒し構えつつ口を開く。

 

「何あの構え……隙だらけなのに、全然隙がない。 それにさっきの動き……神速でも捉えられなかった」

 

『あの構えはお父様の得意とする無道という構えです。 隙があるように見せてどこから向かってきても対処できるという、ある意味こちらから仕掛けるには不利な構えですね』

 

『それにさっきのあの動き、あれはたぶん閃迅っていう歩法術だよ』

 

「歩法術……神速と同じってこと?」

 

『確かに原理は神速と近いものがありますのでそう思ってもらっていいと思います。 ですが、神速と閃迅では速さはそこまで変わらないはずなのですが……』

 

『たぶん……あの魔剣のせいでお父さんの身体能力が桁違いに上がっているせいじゃないかな』

 

「ちょっと待って……いくら身体能力が桁違いに上がってるからって神速の領域でも捉えられなくなるのは」

 

『ありえない話ではありません。 閃迅は完全に身体能力に左右されて速度が上がる特殊な歩法術ですから』

 

『でもその分、身体に掛かる負担はかなりのものだと思うからたぶん連発はしてこないと思うよ……たぶん』

 

自信なさげに言うレイに美由希は冷や汗を流す。

あんなものを連発でもされたら美由希でさえ対処しきれるかどうかわからない。

だからか美由希は連発されないことを祈りつつラウエルの構え、無道に対してどう攻めるかを探る。

だが、やはりどう脳内でシュミレートしても無道を崩すことは出来ず、攻めたと途端に返され追い込まれるという結果が出る。

そしてまったく仕掛けられぬまましばらく経ったとき、仕掛けてこない美由希に沈黙を守っていたラウエルが不意に口を開く。

 

「攻めてこないのかい? それとも攻める手が見つからないのかい? まあどちらにしても君は迷っている時間なんて無いんじゃないか」

 

「っ……」

 

確かにラウエルの言うとおりだった。

こうしている今も恭也とミラはあのヘルを相手に必死に足止めをしている。

それなのにこんなところで足止めを食らうわけにはいかない。

ラウエルの言葉で美由希はそれを思い出し、小さく深呼吸をして再度射抜の構えを取る。

 

「ふむ……時間はないと言ったけど、そのせいでヤキでも回ったのかな? さっきも通じなかった技を何度やっても僕には通じないくらい分かると思ったんだけど」

 

少し呆れ混じりな声でそう言うとラウエルは口を閉ざし目を閉じる。

それは傍目から馬鹿にしているようにも見えるがスレイやレイ、そして初めてラウエルに会った美由希でもわかった。

視界を閉ざし他の感覚だけで敵の動きを把握する、それはあのラウエルの構え、無道の真の姿でもある。

だが、それがわかったからといって美由希は仕掛けないわけにはいかない。

無道は完全に受身の構えであるために今の状況では絶好の時間稼ぎにもなりえる。

故に美由希が攻めなければラウエルが言ったとおり時間を無駄に消費して恭也たちの負担を増やすだけだ。

 

「はあぁぁぁ!!」

 

だから美由希はラウエルの誘いに甘んじて応じる。

射抜の構えをとってラウエルへと駆け出し、即座にその領域へと入る。

 

御神流奥義之歩法 神速

 

モノクロに染まる世界の中、ラウエルは先ほどと同じように色を失った。

だが、だからといって油断は出来ない。

視界以外の感覚で動く構え、無道に加え、ラウエルには閃迅という歩法術がある。

魔剣の力が加わったそれはスレイやレイの言うとおり神速の領域ですら目視できない速度。

使われれば神速では太刀打ちできはしない。

だが、それはただの神速ならの話。

 

神速二段掛け

 

ラウエルの付近まで近づいて美由希は神速に神速を重ねる。

如何に魔剣の力で速さを増した閃迅であっても、神速二段掛けでは先ほどのようにはいかないと踏んでのことだ。

そして予想通り、ラウエルの動きは色こそ戻るが先ほどのように捉えられないような動きはなかった。

これなら、傷はつけられないかもしれないが動揺くらいは誘うことは出来る。

そう思い、美由希は自身のもっとも得意とするその奥義を再度放った。

 

御神流・裏 奥義之参 射抜

 

高速の突きがモノクロの世界で色を取り戻したラウエルに迫る。

だが、ラウエルは閃迅を使用したにも関わらず、その場から動くどころか避けようともしない。

美由希はそれに思わずラウエルに繰り出す射抜を当る直前で逸らせようとしてしまう。

その判断こそがラウエルの思惑の内だとも知らずに。

 

「やはりね……」

 

ラウエルは小さくそう呟いてその一瞬の変化の際にできた隙にそれを発動する。

 

我流剣術 終之歩法 絶迅

 

それは閃迅を上回る速度を誇るラウエルが編み出した歩法術。

死の世界二ヴルヘイムへ来て、自身が望む目的のために死に物狂いで修行した成果。

神速二段掛けすら上回るその速度に美由希はまたもラウエルの姿を捉えられず動揺する。

そして後ろから強い殺気と共に静かに響いてくる声に強い恐怖のようなものを感じる。

 

「優しい、というのは美徳な点だけど……それは戦場で死に繋がる」

 

その言葉を放つと同時にラウエルはそれを実際に示すようにその奥義を放つ。

それは御神流の奥義の一つ、虎乱にどこか似ている二刀を使った連続斬撃。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

我流剣術 伍之斬法 散華

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、ヘルと対峙していた恭也(悪)は八景を支えに膝を突いていた。

体の節々は剣による切り傷がつけられており、そのほとんどから血が出ている。

そんなもはや満身創痍といった恭也(悪)の前にヘルは追い討ちをかけるでもなくただ笑みを浮かべて立っている。

 

「終わりかしら? ならもうそろそろ半身の方と代わって欲しいんだけど」

 

「まだ、だ……」

 

恭也はまだ抗う意志を見せるように強くそう言いなんとか立ち上がって八景を構える。

それを見てヘルは若干笑みを崩して少しだけ苛立ちのようなものを見せる。

 

「しつこいのね……そういったのはあまり好きじゃないわ」

 

「なら、残念……だったな。 高町恭也という……存在は、諦めが…悪いからな」

 

「そう……でも、別にいいわ。 そういった気に入らない部分は時間を掛けて消せばいいのだから」

 

そう言ってヘルは苛立ちを消して再度笑みを浮かべて構える。

恭也(悪)はそれに突撃するように斬りかかるが、ヘルは受けることすらせず流すように避けて蹴りを放つ。

かなりの速度をもったその蹴りを恭也(悪)はなんとか避けるがそれを読んでいたかのように即座に右手の魔剣―テュルフィングで一閃する。

その斬撃を恭也(悪)は反射的に八景で受け止めるがそうなれば恭也(悪)の受けた反対側はがら空きになる。

そこをヘルが見逃すわけもなく、すぐさま左手の魔剣―エッテタンゲを峰に返して恭也(悪)の腹に叩き込む。

腹に受けた衝撃に大きくよろめく恭也(悪)に今度は正面から蹴りを放ち、まともに蹴りを受けた恭也(悪)は後方へと吹き飛ぶ。

 

「ぐ……がはっ…」

 

吹き飛ばされ、仰向けに倒れる恭也(悪)は血を吐きつつなんとか立ち上がろうとする。

だが、それを妨げるようにヘルは近づき恭也(悪)の胸を右足で踏みつける。

 

「が……」

 

「そろそろあなたと遊ぶのにも飽きてきたから、いい加減代わってくれない?」

 

「誰が……貴様の言うこと、など…」

 

「往生際が悪いわね……いっそのことあなたの心、砕こうかしら?」

 

そう言いながら追い討ちをかけるようにグリグリと踏みつける足を動かす。

だが、そこまでされても、心を砕くと言われても、恭也(悪)は頑なに言うことを聞きはしない。

恭也(悪)がそこまで半身と代わろうとしないのには二つの訳があった。

一つは恭也(善)のことを思ってのこと。

ヘルの言われるままに半身と入れ代わればヘルは恭也(善)の心を砕こうとするのは目に見えている。

恭也を求めるヘルにとって恭也(善)が抱くミラを愛する心というのは邪魔にしかならない。

だから、入れ代わったが最後、恭也(善)の心はヘルの手によってに砕かれてしまうだろう。

そしてもう一つの理由、それはミラを消されたことに対しての怒りだった。

二つの理由、そのどちらも恭也(悪)からは想像もつかない理由である。

本来、破壊と殺戮しか知らない恭也(悪)がこんな風に考えたり思ったりすることなどない。

ならばなぜか、それはおそらく半身やミラ、そしてその周りの者たちと触れ合う内に恭也(悪)の心は若干変わってしまったからだろう。

しかし、だからといってこのままでは恭也(悪)の心は砕かれてしまう。

さすがにもう見ていられないのか恭也(善)は中で恭也(悪)に対し叫ぶ。

 

『俺と代われ! このままだとお前の心が砕かれるぞ!』

 

『黙って、ろ……あいつは、俺が……倒す』

 

恭也(善)が代われと言っても、先ほどから恭也(悪)は頑なに拒んでいた。

ミラを消されたことに対しては恭也(善)とてかなりの怒りを覚えているが、恭也(悪)のこの様子からはそれ以上に怒りを感じている気さえする。

まあその違いはおそらく、ヘルの言ったことにミラが存在そのものをすでに完全に消されたと思っているのと、まだ死んだわけではないから助け出せるかもしれないと思っているという違いだろう。

その二人が会話をしていたことをまるで分かるかのようにヘルは踏みつける足を動かしながら再度口を開く。

 

「話し合いは終わったかしら……それで、半身と代わるのか、このままあなた共々心を砕かれるか……選びなさい」

 

「どちらも……断る。貴様の…思い通りには、させない」

 

「そう……あくまで抵抗するのね。 なら……いいわ。 その心、砕いてあげる」

 

静かにそう告げるとヘルはテュルフィングを地面に突き刺して恭也(悪)の自由を奪うように踏みつけつつ右手を胸に突き刺す。

恭也(悪)がそれに苦悶の表情を浮かべる中、恭也(善)が内で、やめろ、と叫ぶ中、ヘルは突き刺した右手を動かしてそれを探す。

そして遂にヘルの手はある一点で止まり、それを掴んで魔力を注ぎ込んでいく。

 

「少し荒い方法だけど……抵抗するあなたが悪いのよ?」

 

「ぐ、あ、あああぁぁぁぁ!!」

 

苦しみに耐え切れず叫ぶ恭也(悪)になんの躊躇もなくヘルは魔力を注ぎ続ける。

その際の恭也(悪)のもがくような抵抗はヘルに対してまったく意味を成さず、徐々にもがく動きが小さくなっていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その瞬間、一筋の白い閃光がヘルに向かって降り注いだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「っ?!」

 

突如降り注いだ閃光にヘルは即座に手を抜いてばっと後方へ下がることで避ける。

その閃光はピンポイントでヘルのみを狙っていたのか、恭也(悪)には掠ってさえいない。

完全に自分を狙ったその閃光にヘルは誰の仕業か分かるのか苦々しいといった表情を浮かべる。

そしてそんな表情をするヘルに対し、閃光を放ったと思われる者の声が周りに響き渡る。

 

『もう、おやめなさい……ヘル』

 

聞こえてきたその声にヘルは表情をさらに深める。

そして歯軋りすら聞こえてきそうなほど忌々しそうに小さく呟いた。

 

「私の魔力に侵食されて尚、あなたは私に歯向かうというのね……ミーミル」

 

 


あとがき

 

 

ふ〜、外伝之参に続けて書いたからさすがに疲れたよ。

【咲】 だらしないわね。

いや、当然のことかと思うんですが……。

【咲】 まあ、それはいいとして。

スルーですか……で、なんだ?

【咲】 とりゃ!(鈍器で一発

げはっ!! ……バタ

【咲】 よし……じゃ、ずるずるっと。

 

(しばらくお待ちください)

 

【咲】 咲くと!

【葉那】 葉那の!

【咲&葉那】 おもしろ実験コーナー!!

【咲】 さて、連日で続いているため研究が追いつかない今日この頃ですが。

【葉那】 ですが?

【咲】 ペルソナがどうやら期待しているようなので頑張って発明しちゃいました♪

【葉那】 一人の興味が一人の犠牲を生んだってことだね〜。

【咲】 そういうことね。 まあ、私たちとしては面白いからいいんだけど。

【葉那】 そうだね〜。

【咲】 じゃ、今回の犠牲者……もとい、実験体は毎度のようにこの人です!!

【葉那】 です!(カーテンオープン

………。

【葉那】 あれ、今日はなんか元気ないね。

【咲】 ああ。 毎回毎回うるさいから軽くどついて黙らせておいたのよ。

【葉那】 そうなんだ〜。

【咲】 で、今回の発明品はというと……これよ!!(虫除けスプレーのようなものを取り出す

【葉那】 それはな〜に?

【咲】 ふふ、これはね……前にざからから貰ったレインボージャムブレッド・ヒトデverと私の作ったドリンクを混ぜ合わせて造った吹きかけるだけで元気の出るスプレーよ! ちなみに名前はまだないわ。

【葉那】 吹きかけるだけで元気が出るんだ〜。 すごいね!

【咲】 ふふふ、そうでしょう。 じゃ、さっそく実験といきましょう。(一応ガスマスク装備

【葉那】 うん!(上と同じく

【咲】 じゃ、レッツスプレー♪

ぶはっ!! な、なんだ?! げばっ!! や、やめろ! く、臭い!! しかも目に沁みる!! 痛い痛い!!

【咲】 う〜ん……やっぱりこいつだと効果いまいちね。

【葉那】 そうだね〜。(にこやかに言いつつカーテンクローズ

【咲】 じゃ、とりあえずこれをざからとFLANKERのところの恭也に送って、と。

【葉那】 あ、浩さんと美姫さんのところはどうするの?

【咲】 あ〜、浩相手だと効きそうにないけど……まあ、送っておきましょう。

【葉那】 じゃ、発送も終わったところで〜。

【咲】 今回はここまで!!

【咲&葉那】 また次回も見てね〜♪

 

 

 

 

 

【我流剣術】

その名の通りラウエルが独自で編み出した剣術。

主にこのラウエルの扱うこの剣術は斬法と突法によって構成されておりそれぞれに六までの奥義が存在する。

さらには御神流と同じで歩法術である『閃迅』と『絶迅』が存在している。

だがラウエルのみしか扱うものがいないため美由希VSラウエルの時のみの登場なので奥義がすべて出ることはない(汗




いよいよ物語りも終盤!?
精霊まで登場。
しかも、彼女は…。っと、これから先は外伝で!
いやー、本編と外伝の絡みがまた上手いですな〜。
なぁ、美姫。
美姫 「……ふぅ。予想通りに効果なしと」
何の話……って、やっぱりこれの前に掛けたスプレーって。
美姫 「その通りよ。うーん、効果なしばかりじゃ報告にならないんだけれど」
そんな事を言われても…。
美姫 「まあ、仕方ないわね。アンタがバカって事で」
いやいや、それは可笑しな結論だぞ美姫。
何をどうしてそうなったんだ?
そして、お前は俺の台詞を無視する。
美姫 「という訳で、次回も楽しみにしてますね〜」
って、少しは驚くなり何なりリアクションしてくれよ!
しかも、お前の話の流れだと、何か新しい発明品を期待してるみたいじゃないか!
美姫 「勿論、それも期待してるに決まってるじゃない!」
さいですか……。



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