シェリスが参戦してから数分、ようやくアイラが彼女たちと合流した。

その際シェリスがいる事に驚き、なのはたちを問い詰めるも説明すると意外とあっさり納得した。

おそらくはシェリスの性格をよく知っている上、今はいざこざを起こしている場合ではないと弁えているのだろう。

その説明後に説得するという件について話すと、彼女は渋りこそするも仕方ないなと了承してくれた。

だけどその際にアイラは一言、自分に説得は無理だからお前たちでやれとだけ告げて駆け出してしまう。

それは要するに説得が下手だから無理だからなのはたち任せ、自分は相手の抑制に専念するということだろう。

彼女の言動からそれを読み取ったなのはとフェイトは困りこそしたが、しょうがないかとアイラの言い分を了承した。

そうして結果的になのは、フェイト、シェリスの三人で闇の書に言葉をぶつける。彼女がしようとしている事を止めるために。

 

 

――しかし、三人の言葉が彼女に届くことはない。

 

 

主の悲しみ、そして悲しみ故に望むこと。それを叶えるために自分はここにいる。

どんな説得の言葉に対しても返答はそればかり。挙句には、自分は主の願いを叶えるための道具と言う。

だけどそれは違うとなのはたちは思い叫ぶ。道具ならどうして今、貴方は涙を流しているのかと。

それでも彼女はこの涙は主の涙と言い張り、なのはたちの言葉を受け入れようとせず暴れ続ける。

それ故か、フェイトとアイラが彼女へと斬りかかる。話をするにしても、こう暴れられてはまともに話せないから。

だから少しでも動きを抑制するために攻め入った……しかし、そんな二人に彼女は予想外の行動に出る。

 

「お前たちも、我が内で眠れ……」

 

二人の一撃を受け止め、静かに呟いた言葉と共にある魔法を放つ。

それは展開された障壁を攻撃されると同時に発動するため、すでに一撃を放った二人には避けられない。

そのため、ソレを受けてしまった彼女たちは魔法の効力故か、身体が分解されて光の粒子となっていく。

そして最後には身体が完全に消え去り、なのはとシェリスの目の前から二人の姿はなくなった。

 

「うにゅ……フェイトお姉ちゃんとアイラお姉ちゃんが消えちゃった」

 

「…………」

 

消えたという事実にシェリスはちょっと落ち込み加減に呟き、なのはに至っては呆然とする。

一体何の魔法によって消えたのかが分からない。だけど、人が消えるというのは明らかに普通ではない。

もしかしたらもう二度と戻ってこないかもしれない。もう二度と、会えないのかもしれない。

だから彼女は事実を目の前に消え入るような声で二人の名を呟き、呆然とするしかなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魔法少女リリカルなのはB.N

 

【第一章】第二十八話 彼女たちの望む夢

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真っ暗な世界。辺りに人や物どころか、光すらもない暗がりの空間。

彼女――八神はやては現在、そんな場所に佇んでいた。

 

(ここ……どこやろ)

 

口を開くことすら億劫であるため、場所がどこなのか頭で思う。

しかし口を開く事同様に頭が上手く働かず、思考を巡らせることが出来なかった。

この感覚はそう……夜中に眠りへとつく直前の感覚と酷似している。

 

(うちは、なんでこないな所に……?)

 

それでもはやては懸命に眠気を払い、必死に思考を巡らせようとする。

自分がいるここは一体どこなのか。自分はなぜこんな場所にいるのだろうか。

何も分からない状態だから、少しでも自分の状況を理解しようと頭を必死に働かせる。

しかし、いくら必死になっても眠気のほうが強く、頭が考えることを拒否してしまうために考えが浮かばなかった。

 

「お休みください、主……」

 

頭が拒否しても必死に抗い続けるはやての耳に、ふとそんな言葉が聞こえてきた。

聞いたこともない声。だけど、聞こえた声からは優しさという感情が強く窺えるのが分かる。

そこで彼女はようやく気づいた……自身の目の前に一人の女性が立ち、自分を見詰めている事に。

銀髪の長い髪に黒い服。容姿は見たことがないが、着ている服は初めて会った守護騎士たちと同じだった。

だからこそ分かる。目の前に立つ彼女は、守護騎士たちと深い関わりにあるのだという事が。

 

「主が望む世界、主が望む幸せ……全てが手に入る、深い夢へ」

 

「ゆ、め……?」

 

そこでようやくはやては口を動かす。だけど発せられたのは疑問の言葉。

それに対して目の前の女性は小さな笑みを浮かべ、疑問を解く答えを告げる。

 

「はい。痛みも悲しみもない、主が失ったものすら手に入る……そんな、夢の世界です」

 

彼女の告げる事は確かに魅力的な部分はあった。

今まで自身を蝕んでいた痛みや悲しみが消え、今まで失ったものも彼女の手に戻るのだから。

しかし――――

 

 

「でも……それはただの、夢や」

 

――そんな世界は結局、夢でしかない。

 

 

現実ではない世界。いつかは覚めるかもしれない夢のような世界。

だけどはやてが一番気に入らなかったのは、夢の世界に身を委ねて全てを忘れる事。

多くを失ってからの出会いも、そのとき持った多くの感情も全てが忘れる事で消え去ってしまう。

そんなのは嫌だ……皆との出会いを忘れるくらいなら、痛みや悲しみがあっても、失ったものが帰らなくてもいい。

 

「貴方はシグナムたちと同じ、なんやろ? だったら、うちが本当に望んでることも分かるはずや」

 

先ほどまでの会話で彼女が守護騎士と同様の存在であるということが何となく分かっていた。

だとすれば彼女にも分かるはずである。はやてが本当に望んでいる事が、本当に望んでいる世界が。

そして予想通り、はやての言葉にその女性は少しばかり目を伏せ、小さく頷いて返した。

 

「私は他の守護騎士たちとリンクしています。ですから、主が本当に望む事も分かる……ですが同時に、主が今までどれだけ私のせいで苦しんできたかも分かるのです」

 

「貴方のせいで、うちが苦しむ……?」

 

「はい。幼い身の上で私の主となった貴方を、強すぎる力が徐々に蝕んでいる……でも、私にはそれを止めることが出来ない。そんな自分が、どうしようもなく許せない」

 

だから、せめて幸せな夢の世界で主には笑っていて欲しかった。

そう続けた彼女の言葉にはやては僅かに俯く。しかし、すぐに上げた顔には暗さなど微塵もなかった。

 

「大事に思ってくれるんはうちも嬉しい……せやけど、忘れたらあかん。貴方のマスターは今はうちや。うちの言う事はちゃんと聞かなあかん」

 

そう告げてはやては彼女の頬へと手を伸ばし、優しく包み込むようにそっと触れる。

触れてきた彼女の手に女性は僅かに驚くも、手から伝わる温もりがどうしようもなく嬉しかった。

そしてはやては彼女の頬に手を当てたまま見詰め、しっかりとした声色で優しく言った。

 

「うちの本当の望みは……」

 

 

 

 

 

――家族とくれた貴方と、自身の家族たちと……ずっと一緒に生きていきたい

 

 

 

 

 

――彼女がそう告げた瞬間、光がはじけた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼女――フェイトは現在自分がいる世界が夢であるを確信していた。

理由は二つ……一つは本当なら生きているはずがない人達が、自分の傍にいるから。

プレシア、リニス、そしてアリシア。PT事件のとき、そして事件が起こる前に失った人達がいたから。

そしてもう一つは、自分の母であるプレシアが自分に対して優しい笑顔を向けてくれるということ。

ずっと彼女と一緒にいたけれど、彼女がフェイトにこんな笑みを浮かべてくれることなど一度もなかった。

その二つが今のこの光景が夢であると確信させ、同時に夢だということが自身に悲しみという感情を抱かせる。

 

「どうしたの、フェイト?」

 

「え……あ、ううん、なんでもないよ、アリシア」

 

本来は存在するはずのない姉が顔を覗き込んで心配そうな視線を向けてくる。

それにフェイトは何でもないと告げると、彼女はそっかとだけ言って笑いかけてくれる。

そんな彼女の笑みがフェイトに少しの嬉しさと抱かせ、同時に抱いていた悲しみを深めていく。

 

「あれ……雨、降ってきちゃった。戻ろっか、フェイト」

 

「……ううん、私はもうちょっとだけ、ここにいる」

 

外にある木の根元に座るフェイトはアリシアの言葉に首を振って告げる。

すると彼女は一度だけ空を見上げ、視線を戻すと同時に笑みを浮かべて自分も残ると近寄ってくる。

そして木の根元にて互いに肩を並べ合いながら座り、何も会話が成されずただ雨の音だけが響く。

そんな静寂といえる中、フェイトはアリシアのほうを見ず、自身の思っている事を静かに口にした。

 

「ねえ、アリシア……これは夢、なんだよね」

 

「…………」

 

彼女の尋ねてきた言葉にアリシアは返さず、同じようにただ膝を抱えて俯いていた。

その無言をフェイトは肯定と取ったのか、口を閉ざすことなく続けて語り続ける。

 

「私はアリシアと同じ時間にはいられない……アリシアがいなかったことで、私が生まれたんだから」

 

「そう、だね……」

 

「それに母さんも、私にあんな笑顔を向けてくれることはなかった。あんな優しい笑顔、一度も……」

 

「……優しい人だったんだよ。優しいからこそ、あそこまで歪んでしまったの」

 

アリシアはそう告げると俯いていた顔を上げ、フェイトへと向ける。

向けられた顔にフェイトも同じく顔を向けると、彼女は真っ直ぐな目でフェイトを見詰めていた。

そして真っ直ぐに見詰めたまま小さな微笑を浮かべ、アリシアは彼女へと語りかける。

 

「ここは、フェイトが幸せになれる世界……母様もいる、リニスもいる、アルフもいる、そして私も。現実では望んでも手に入らなかった全てが、ここでは手に入るの」

 

「……うん」

 

「皆、ずっと一緒にいられる……もちろん私も、フェイトと一緒にいたい。だって初めて出来た妹だもん。一緒に遊んだり、一緒に勉強したり……そんな当たり前だけどかけがえのない時間を、家族や妹と一緒に過ごしたい」

 

夢であるはずなのに、アリシアの言葉には本当の想いが込められていた。

失うこともない、家族がずっと一緒にいてくれる。それが夢であっても、自分はフェイトと一緒にいたい。

そんな想いを込めた言葉に続けて、彼女はフェイトへと静かに問いかけた。

 

 

 

 

 

「――ねえ。それでもフェイトは、この夢を終わらせたいの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夢であると分かっていても、現実を認識せざるを得ない夢は辛い。

目の前の光景に彼女――アイラは振り切れないそんな辛さを抱き、小さな溜息をついた。

デバイスを製作するためにジェドが建てた施設。そして彼女のいる場所はそこのすぐ傍のテーブル前。

パラソルが開かれ、明らかに異物感のあるそこの前の椅子に腰掛け、彼女は再度溜息をついて庭を見る。

 

「あははは、パパもっと速く〜♪」

 

「はぁ、はぁ……も、もう勘弁してくれないか。さすがにパパももう疲れた……」

 

「え〜! 走り始めてからまだ一分も経ってないのにぃ……お父さんのヘタレ!」

 

庭を駆け回る一人の男の姿。そして彼に肩車をしてもらっている少女と背中に背負われる少女。

久しぶりに遊んでもらっている故か、まるで馬車馬の如く働かされる彼は現在息も絶え絶えの様子。

だけど容姿の似通った二人の少女は駄々をこね、疲れた彼を尚も走らせようと暴れていた。

 

 

――それはジェド、リース、シェリスの有り得たかもしれない光景

 

 

歪んだ研究に手を染めず、家族を第一として考えていたときのジェド。

そして父のことが大好きで尊敬していたときのリースと家族が一緒にいたときの無邪気なシェリス。

全ては昔に存在していた光景であり、今はもう失われた現実でもある光景であった。

だけど、有り得たかもしれないというのは何も目の前の微笑ましいといえる光景だけではない。

 

「リース〜! シェリス〜! ジェドさんも疲れてるんだから、あんまり無理言っちゃ駄目だよ〜!」

 

「「は〜い♪」」

 

アイラのすぐ傍から声を掛ける女性。彼女の言った言葉には二人も素直に従う。

そして肩車と背負いから解放された彼とまた別の遊びをする中、その光景を見ながら女性はアイラへと向く。

向けられた表情や瞳は優しさ以外の感情がなく、シェリスと同じような笑みがとても似合うような人。

 

「最近、調子はどうかな? カールスナウトとは仲良くいってる?」

 

「まあ、ぼちぼちだろうな……少なくとも喧嘩するような感じではないよ」

 

「あはは、喧嘩してたらそれはそれでジェドさんが喜びそうだけどね。自律意志がここまで感情豊かだって」

 

やはり浮かべた笑顔はシェリスと同じで、本当に無邪気と言えるようなもの。

それ故か、彼女の容姿のせいもあってシェリスの大人版と言っても通じるような気さえする。

そんな目の前の彼女の名は――――

 

 

――エティーナ・オーティス

 

 

リースとシェリスが生まれた十三年前、試験段階だったデバイスの暴発事故で死んだ人。

そして彼女こそがジェドの妻であり、リースとシェリスの母親である女性であった。

その彼女が目の前にいるからこそこれは夢であると確信し、同時に有り得たかもしれない事だと思った。

エティーナが死にさえしなければジェドが歪むこともなく、おそらくは今の光景が日常の風景となっていただろう。

だからこそ、そんな有り得たかもしれない現実を見ると、アイラは辛さを抑えることは出来なかった。

 

「どうしたの、アイラ? ちょっと、悲しそうな顔してるけど……」

 

辛さが表情に出ていたのだろう、彼女はアイラの顔を覗き込んで尋ねてくる。

こういった人の気遣いを素でしてくるのも彼女の良い所。だけど、今はそれが苦痛でしかなかった。

今はもういない人なのだと認識させられてしまうから。もう会えないのだと分かってしまうから。

だから少しでも早く、この夢を終わらせたい。辛さからそう思ったアイラは、静かに口を開いた。

 

「これは夢、なんだろ……エティーナ」

 

「……どうして、そう思うの?」

 

「アンタが生きてるからだよ……アンタは、十三年前に死んだはずだ。そのせいでジェドは歪み、リースも研究の犠牲になった。そんな現実を知ってるから、こんな光景は有り得ないって分かるんだよ」

 

いくらそれが望んだ幸せを表す夢でも、アイラには現実を忘れることが出来ない。

それほど彼女が死んだことが当時は堪えたから。そして歪んでいくジェドを見るのが辛かったから。

そして辛さを逃れるために目を背けてきた現実が今、夢の中にいる彼女を責め続けるから。

だから現実を忘れることは出来ない。目を背けたくても背けることが出来ない。

そんな辛さを帯びた彼女の言葉をエティーナは最後まで静かに聞き、語りが終わると小さな笑みを浮かべた。

 

「アイラの言うとおりだよ。私が生きてる、ジェドさんが歪んでいない、リースも犠牲になんてなってない……この全てが揃った目の前の光景は、アイラが心の底で望んでた幸せの光景なの」

 

「……そっか」

 

夢なのだと肯定され、やはり自身の辛さは肥大化していく一方だった。

エティーナが生きていて、家族が皆揃って笑っていられるこの光景がただの夢。

それだけならまだ辛さもマシだろうが、目の前の光景が夢であるということは現実を再認識しなければならない。

そのことがどうしようもなく辛い……だからアイラは小さく呟いた後、彼女から目を逸らすように俯いた。

だけどそんな彼女にエティーナは椅子から立ち上がり、近場まで歩み寄るとその頭を優しく抱いた。

 

「だけどね、アイラ……もし貴方がこの世界にいたいと思うのなら、それも出来るんだよ?」

 

「それは……どういうことだよ」

 

「そのまんまだよ。心の底じゃなくて、アイラの心全てがこの光景を望めば、ここが貴方にとっての現実になる。ジェドさんがまともで、リースやシェリスがいつまでも笑っていられて、そして私も生きている……そんな世界を貴方が望めば、ちゃんと手に入るの」

 

そう言って彼女の頭を解放し、同時に両頬へと手を添えて彼女を見詰める。

優しい……ほんとに昔と変わらないくらい優しい瞳で、ただアイラを見詰め続ける。

そしてしっかりとアイラと視線を交わらせ、瞳と同じくらい優しい声色で静かに口を開いた。

 

「答えを聞かせて、アイラ。この世界に留まって幸せな時を永遠に過ごすのか、それとも夢を否定して辛い現実に戻るのか――」

 

 

 

 

 

――貴方は、どちらを望むの?

 

 


あとがき

 

 

それぞれがそれぞれの夢を見る。今回はそんなお話だな。

【咲】 はやてのは夢と言えるかどうか疑問な所だけどね〜。

まあ、それは確かにな……だけど、あれは原作通りの流れだから仕方がない。

【咲】 まあそうね。にしても、今回で初めて出たわよね、リースとシェリスの母親。

エティーナだな。まあ、彼女は現実では死んでるから、出演しようにも出来ないのだけどな。

【咲】 確かにねぇ……にしても、ほんの少しだけだったけど結構おっとり系なのね、彼女。

まあな。シェリスの性格はエティーナ似だから、無邪気な一面がありつつも基本はそんな感じだ。

【咲】 加えてリースとシェリスの容姿もエティーナ似なのよね?

そうだな。エティーナはシェリスの大人版といった感じの容姿だから、必然的にリースとも似てしまう。

【咲】 母子そっくりってわけね。でもさ、シェリスはいいとしてもリースとは性格面で似てないわよねぇ。

リースの性格はジェド似だからねぇ。若干エティーナと似てる所はあるけど、何かと毒舌なのは彼譲りだよ。

【咲】 ふ〜ん……まあ、彼女が生きてるこの時間も所詮は夢でしかないのよね。

それが悲しいところだな。ま、それはフェイトのほうでも言える事なんだが。

【咲】 そうね。ところで、はやてとフェイトは原作通りだとしても、アイラのほうはどうなるわけ?

そりゃお前……どうなるんだろうなぁ?

【咲】 ……ていうか、ここで夢を望んだら話続かなくない?

それは分からんぞ? 夢っていうのは永遠と言われても必ず終わりが来るものだからな。

【咲】 ま、次回になれば分かるってことね。

そういうことだ。では、今回はこの辺にて!!

【咲】 また次回会いましょうね〜♪

では〜ノシ




フェイトだけでなく、アイラもまた夢の中に。
美姫 「彼女はどんな選択をするのかしら」
闇の書の防衛プログラムとの戦いもいよいよ佳境かな。
美姫 「次回がどうなるのか」
待ってます。
美姫 「それじゃ〜ね〜」



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