()この話は、なのは達とシグナム達の対立とかはとっぱらっているので、物凄い展開になっても勘弁してくだされ()

 

 

 

それは、ちょっとした災難でした・・・

 

 

 

一人の少年を想い、ぶつかる恋心・・・

 

 

 

衝突する乙女の想いは、少年を困らせる・・・

 

 

 

色々な苦労と共に・・・

 

 

 

リリカル戦記外伝・・・始まります?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リリカル戦記リュウケンドー外伝!?

第○×話「恋という魔法」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ね〜剣二兄?」

 

 

全てのキッカケは、はやての一言で始まった。

 

 

「ん、どうしたはやて?」

「剣二兄に、一つ聞きたかったんやけど・・・聞いてええ?」

「いいけど・・・なんだ?」

 

 

剣二が聞くと、はやては一呼吸置いて尋ねた。

 

 

 

 

「剣二兄は・・・・・・彼女作らんの?」

 

 

 

 

それを聞いた瞬間、剣二はずっこけた。

 

 

「な・・・ななな何だいきなり!?」

「だって剣二兄・・・・彼女がおるって話聞かないんやもん」

「そ・・・そうは言ってもな〜・・・」

 

 

そう、剣二には全く浮いた話が無いのである。故に、はやても疑問に思っていたのであった。

 

 

「第一、俺を好きな人なんていないだろ?」

「それはちゃうで剣二兄、剣二兄を好きって人は、一杯おるで?」

「ん・・・誰?」

「身近におるやん、一杯」

 

 

はやての言葉に、疑問を覚える剣二。それを見て、は〜とため息をつくはやて。

 

 

「しゃ〜ないな。剣二兄、明日は家におってな」

「え・・・ああ・・・・うん」

 

 

次の日、とんでもない事が起きる事を剣二は気付かずにいたのだった・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・で、いったい何がどうなっているんだはやて?」

 

 

剣二はリビングのソファーに座らされていた。そして目の前には、なにやらファッションショーのように“第一回 剣二兄のハートは誰が掴むのか選手権”と書かれた看板が立てかけてあった。

 

 

「見ての通りやで」

「いや見ての通りって・・・何故に?」

「剣二兄に彼女が出来るようにと、剣二兄が好きな人たちを呼んだんよ」

「一つ聞くけど・・・本当に俺を好きな人なんているのか?」

 

 

剣二の言葉を聞き、ため息をつくはやて。

 

 

「はぁ・・・・ほな始めるで。エントリーナンバー1“シグナム”〜♪」

 

 

聞きなれた名前に剣二が驚く中、閉められていたカーテンが開いた。そこには・・・ウエディングドレスを纏ったシグナムが恥ずかしそうに立っていた。

 

 

 

「し、シグナムさん!?」

「け・・・剣二」

「おお〜♪シグナム可愛ええな〜♪」

 

 

 

固まる剣二と顔を赤くするシグナム。

 

 

「え・・・・シグナムさん・・・なんで」

「お前に・・・私の女らしいところを・・・・見せたかったのでな・・・」

「え・・・・あ・・・・・その・・・・・」

(//////////)

 

 

互いに照れまくる二人。それを見ながら、はやてはカーンと鐘を鳴らした。

 

 

「は〜い、じゃぁここでオリジナルの告白タ〜イム♪」

 

 

はやてに勧められ、シグナムは頬を赤く染めながらも、しっかりと答えた。

 

 

 

 

「剣二・・・・愛している

 

 

 

 

それを聞いた瞬間、剣二は顔を真っ赤に染めた。

 

 

「はい。お疲れシグナム、着替えてしばらく待っててな」

「は・・・・はい」

 

 

シグナムはそう答えると、いそいそとその場から離れた。そして、はやてがまた司会者風に続ける。

 

 

 

 

 

 

「続けるで〜♪エントリーナンバー2“シャマル”〜♪」

 

 

再び、剣二は驚くまくる。するとカーテンが開かれ、そこにはシスター服のシャマルが優しく微笑みながら立っていた。

 

 

「しゃ・・・シャマルさん」

「どうですか・・・剣二さん?」

「う・・・うん・・・・凄く似合ってます」

「良かった♪」

 

 

シャマルの微笑む姿を見て、思わずドキっとしてしまう剣二。すると、再びはやてが鐘を鳴らす。

 

 

「は〜い。じゃぁここでオリジナルの告白タイムいってみよ〜♪」

 

 

はやてに進められ、シャマルはゆったりとした雰囲気の中、答えた。

 

 

 

 

「剣二さん・・・・私が貴方を・・・癒しで包んであげますから

 

 

 

 

それを聞き、物凄い安心感に包まれる剣二。

 

 

「はい。お疲れシャマル」

「はい。・・・剣二さん・・・答え、待ってますから」

 

 

それを聞き、シャマルは頬を赤く染めながらその場を離れた。

 

 

 

 

 

 

「更に続くで〜。エントリーナンバー3“アルフ”さん〜♪」

 

 

もはや驚きが普通化した剣二を尻目に、カーテンが開かれた。するとそこには・・・チャイナ服姿のアルフが立っていたのである。

 

 

「あ・・・アルフさん」

「おーす剣二〜♪似合うかい?」

「は・・・はい」

「さんきゅ〜♪いや〜馬子にも衣装かな〜って思ってたんだ〜」

「そ、そんな事ないです!!アルフさんにとても似合ってます!!・・・・あ」

「あ・・・・ありがと」

 

 

結局、互いに照れてしまう二人。そんな二人のタイミングを計って、はやてが再び鐘を鳴らす。

 

 

「よし、じゃぁオリジナル告白タイム、いってみよか♪」

 

 

はやてに勧められ、アルフは大きく息を吸って答えた。

 

 

 

 

「剣二!!大好きだぞ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♪

 

 

 

 

物凄いストレートな告白に、完璧にタジタジな剣二。

 

 

「ありがとさんですアルフさん」

「はいは〜い」

 

 

アルフはご機嫌な感じでその場を離れた。そして、まだ続く()

 

 

 

 

 

 

「続いてエントリーナンバー4“なのは”ちゃん〜♪」

 

 

何!?と剣二がビックリする中、そこにはバリアジャケットを纏ったなのはが立っていた。

 

 

「け・・・剣二さん」

「な・・・なのはちゃん」

「えと・・・その・・・私・・・・あぅぅ」

「あ・・・・・」

 

 

両手の人差し指をくっつけてツンツンするなのはを見て、おもわずドギマギする剣二。そんな中、再びはやてが鐘を鳴らした。

 

 

「ほんじゃ、恒例の告白ターイム♪」

 

 

はやてに勧められ、なのはがおずおずと答えた。

 

 

 

 

「えと・・・・ぅぅぅ・・・・・け、剣二さん・・け・けけけ結婚してください!?

「ええ!?」

 

 

 

 

さすがの剣二もこれにはマジでビックリしていた。告白というより、プロポーズであるw

 

 

「ご、ごめんなさ〜〜〜〜〜〜〜い!!」

「あ、なのはちゃ〜ん」

 

 

はやての言葉も聞く前に、なのははパニックになりながらその場を離れていった。

 

 

 

 

 

 

「ほんじゃ、最後のエントリーや。エントリーナンバー5“フェイト”ちゃん〜♪」

 

 

もう驚くしかない剣二。そんな中カーテンが開かれ、中から白いワンピースに麦わら帽子を被ったフェイトが立っていた。

 

 

「フェイト・・・ちゃん」

「剣二さん。私は、貴方に助けてもらって・・・凄く感謝してます。それに・・・頭撫でてくれた事・・・・とても嬉しかったです」

「あ・・・うん」

 

 

まっすぐに想いを発するフェイト。そんな中、最後の鐘がはやてによって鳴らされた。

 

 

「んじゃ、最後の告白タイム、いってみよ〜か♪」

 

 

はやてはフェイトを促す。すると、フェイトは頬を赤く染めながらも、ハッキリと答えた。

 

 

 

 

「剣二さん・・・・私は・・・・貴方と添い遂げたいです」

 

 

 

 

その真剣な眼差しに、息を呑む剣二。そしてそのまま、フェイトもその場を離れた。

 

 

「さ〜て、誰の言葉に揺れた?剣二兄?」

「・・・・・」

「剣二兄?」

 

 

反応を示さない剣二に疑問を覚えるはやて。すると・・・剣二はパタリと倒れた。

 

 

「け、剣二兄!?しっかりしてや〜〜〜〜」

 

 

剣二・・・あまりのことにオーバーヒートしてしまったのであった(苦笑)。この後どうなったのか、それは・・・美姫さんの個人的な意見で(ウェっ!?)で変わります。

 

 

 

 

 

 

 

 


あとがき

W:「初の外伝話を書いてみました」

剣:「勘弁してくれ・・・マジで倒れたっての」

W:「お前な・・・モテてる人間がそれを言うか♯」

剣:「そう言われても()

W:「まぁいい。とりあえず、今回は美姫さんの答えしだいで、誰との後日談を書くかが決まるのだ」

剣:「いいのかそれで?こういうのは読んでくれた人に頼むんじゃ?」

W:「まぁそうなんだが、あえて今回は別Verってやつよ」

剣:「さいですか」

 

 

 

ヴィータ:「ん、なんだ。今回はアタシかよ。んじゃ、一発ぶち込むか、アイゼン」

ア:『分かった。本編もしくは外伝後日談のリリカル戦記に向かって』

ヴィ&ア:「『ゴルディオン・・・じゃなかった。ギガント・クラーク!!』」

 

 




何故に美姫に。
って言うか、俺は無視!?
美姫 「まあ、順当な所よね〜」
まあ、そうだが。
美姫 「って、納得するんだ」
何を今更〜。はははは。
美姫 「いや、別に良いんだけれどね」
で、どうするんだ?
美姫 「全部♪」
お、鬼じゃ。鬼がいるよ。
美姫 「誰の事よ!」
ぶべらぁっ!
美姫 「さて、冗談は置いておいて」
じょ、冗談のたびに、俺は吹っ飛ばされるのか?
美姫 「旅だけにね」
つ、つまら…。
美姫 「面白くないわよ!」
ぶぼりょゅゅっ!
美姫 「ま、発音できないような奇声を」
って、今のお前が言ったんだろう!
何で、俺がぶっ飛ばされるんだ!?
美姫 「私の責任はアンタが取る。アンタの責任はアンタが取る♪
     暗黙の了解じゃない」
むむ、そうだったのか。なら、俺が何かしでかしたら、その責任は俺が……。へっ?
って、どっちにしろ責任取るのは常に俺かよっ!
美姫 「さて、バカやってないで答えなきゃ」
シクシク。
美姫 「うーーん。やっぱりシグナムが気になる所だけれど、なのはも見てみたいかも」
俺としてはシャマル辺りも…。
美姫 「よし! なのはちゃんでお願いしようっと♪」
いいんだ、いいんだ。
美姫 「やっぱりリリカルのヒロインだしね」
確かに、どんな話になるのか気になるな。
美姫 「でしょう。はやてと同い年の女の子に答える剣二」
どんなお話が待っているのか。
美姫 「weyさん、楽しみに待ってるよ〜♪」
うぅぅ、寒気が。
美姫 「…殺す!」
ぎゃぁぁああぁぁぁっっっ!!



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